サークルKさんのHOナローの図面をもとにOナローでバックマンCサドルタンクを活用出来るように図面を描きました。
作図は平行定規と鉛筆を使用した古式豊かな描き方です。HOからO番への寸法変更だけはエクセルを使って今風に、(^^ゞ。
バックマンの動輪は南部軽便鉄道のボールドウィンより一回り小径なので、ボイラーからサドルタンク、キャブまで少しずつ詰めてバランスを取りましたが、難しかったです。
また、もとの機関車は台湾のサトウキビ運搬に使用されていた南国仕様ですので、キャブにはドアを付け、運転の際の熱気抜きの為にキャブ前後妻板に窓を追加しました。エンドビームも僕の好みの形に変えてあります。キャブドアはキャブの強度を上げるのに有利なので、機関車の扱いが雑な我が家では必須でもあります、(^^ゞ。
C1サドルタンクなんだから先ずは従台車が要るよね!?と言うことで取出したのはカワイの先台車、(^^ゞ。鉛のウエイトを取り去り、取付け部分の三角を切り取って取付ける事にしました。
バックマンへの取り付けには動輪押さえ板の取り付けビスに真鍮パイプから切り出したカラーを噛ませて、従台車の首振りに対応します。
従台車本体は08真鍮板から切り出したカプラー取り付け腕をハンダ付けし、更にカプラーの台座として5ミリ真鍮角棒から切り出したカプラー取付座を付けました。
カプラーを1,4ミリビスで取り付けたところです。Oナローのカプラーについては、ベーカーでも良いかな?と考えましたが、解放ランプをどうするか?思いつかず、お馴染みのHO用のKDカプラーを使用する事にしました。やながわ森林公園の協三Bタンクが小さな自動連結器を使用していたので、ナックルカプラーでも良いやっとゆるっと採用です。(^^ゞ。
やながわ森林公園の協三Bタンクの連結器です。朝顔形にはかないませんが、小ぶりのカプラーで違和感は少ないと感じます。
従台車マウントとしても、首振りについては大した可動域は取れませんでした。ただ、大きく首を振らせるとエンドビームの形態に影響するので、ナローだからと極端な急カーブを使うのはどうかな?とも考えます。実物の軽便鉄道でも線路はゆったりと敷かれていましたから、(^^ゞ。
6番分岐に乗せてみると、余裕綽々です。もっともリアのオーバーハングは長いですから、カプラーの従台車マウントは転ばぬ先の杖と考えております、(^^ゞ。