遂にダブルスライドバーのシリンダーに突入!(^^ゞ 製作時間より借り物競争じみたパーツ探しが長かったかもしれません。
シリンダーに使用するパーツを並べました。左上はバルブ先蓋とバルブガイドで中村C10のシリンダーから外した物。フランジ部分は3ミリと4ミリパイプを輪切りにして嵌め込みます。手前のシリンダー前後蓋は珊瑚8620バラキットのジャンク品にオマケで入っていたパーツ。右上は天賞堂Cタンクのクロスヘッド。右下はスライドバーで、1ミリ洋銀線を叩いて整形しました。
シリンダーブロックは2本スライドバーの6760用パーツで後板にスライドバーの差し込み穴が2つ開いていましたから、シリンダー後蓋を合わせて切欠き、スライドバーを差し込みました。とにかくクロスヘッドがスルスル動くように調整しました。ダブルバーがピストン棒と縦に一直線上に完全に並ばないと引っ掛かる事に気付きました。(^^ゞ 当たり前ですけど。
クロスヘッドにはユニオンリンクを吊る金具を追加します。腕の幅1ミリ、クロスヘッドに重ねる部分が3ミリ幅の羽子板を03洋銀板から切り出しました。これも最初に穴を開けてから切り出します。
羽子板をクロスヘッドにハンダ付けした後、メインロッド取付ボルトの上下に04真鍮線を植込みました。
メインロッドを取り付けたら、第1動輪のクランクピンに当たりそうです。(^^ゞ 大丈夫かなぁ。
バルブガイドとラジアスロッドの位置関係を確認しました。バルブガイドのスリットの幅が狭く、ここも厳しい感じです。(^^ゞ
モーションプレートを固定し、コンビネーションレバーをラジアスロッドに取り付け、ユニオンリンクでクロスヘッドに結べばバルブギア一式の作業は終了ですが、本日は探し物とスライドバー叩きに時間を喰われ過ぎました。なんと1ミリ厚の洋銀板を使い切ってしまっていたので、使えそうなスライドバーを検討した挙げ句、どれも利用不能で洋銀線叩きとなりました。(^^ゞ
もっとも、クロスヘッドにロストパーツを使った事で楽が出来ました。天賞堂Cタンクのクロスヘッドを転用するのは計画当初から目論んでいました。(^^ゞ むしろクロスヘッドが使えそうだから8700を始められたので、パーツのありがたみがつくづく身にしみた夜でした。(^^)b