お安く気軽にゆるっと16番

HOや16番の金属工作を最小限の工具と労力でゆるっと楽しんでいます。皆さんも是非やってみて下さい。

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

宮沢模型C58の改造、エアー配管

なかなか進みませんが、まったりゆるっと楽しんでいます。 宮沢模型オリジナルの放熱管は取去り、シリンダー直後まで伸びるタイプに付替えました。太さも07から05に落としました。コンプレッサーの吸気、排気は06で取付。 加減弁梃子は途中のクランクを…

小海線のC56・その3

美しい風景の中をノンビリと走ったC56。しかし生産された150両のうち、90両は泰緬鉄道を始めとする、太平洋戦争の戦地に送られたのでした。 側線脇に登山口の看板が見える平和な情景。このC56の過半数が戦地に送られ、その地で朽ちたのです。 泰…

小海線のC56

C56は日本のテンダー型制式蒸気機関車としては最軽量の機関車でした。軽量だから非力でしたが、そんなC56にも素晴らしい仕事がありました。 スノウプラウを装備した冬姿のC56。八ヶ岳連峰は雪化粧をして、冬に向うC56もピリッとした雰囲気です。…

高原のキャベツ列車・小海線のC56

八ヶ岳の山麓を行く小海線は、夏は大忙し、キャベツ運びの通風車が行き交いました。 バック運転でキャベツ列車を引くC56。 通風車の扉は開けられたままで、木材で積荷の落下を押さえています。C56の特徴のひとつ、スロープバックテンダーがよく分かり…

蝦夷駒ケ岳とC62、D52、D51

広い大地は超大型蒸気機関車にピッタリの活躍場所でした。 蝦夷駒ケ岳をバックに快走するC62。複線の線路はレールは太く、道床は厚く、曲線も緩やかで、超大型蒸気機関車がのびのびと活躍出来るステージでした。 1000トン以上の貨物列車を牽引してシ…

宮沢模型C58の改造・火室は終了!

薄っぺらい印象の火室に少しばかり奥行を付けました。 火室外被に05を貼付け、更に裏から火室前方部分に1ミリ角線を追加して、外被の先端を斜めにヤスってみました。ペラッペラの火室の印象は薄らいだと思います。 角線は長いまま切込を入れくの字に曲げ…

C62の峠越え 函館本線その2

長万部↔小樽という長い道のりをC62クラスの超大型急客機関車が重連で走破するのは、日本の蒸気機関車史上、例のない事でした。 峠越えに向けてボイラーの圧力を上げるC62重連。途中で圧力が下がっては強力機C62でも峠は超えられません。無煙化直前…

宮沢模型C58・火室の改造

平板な宮沢模型C58の火室を何とか立体的にと試みたものの、 もとの火室に05から切出した火室下部外被を貼り重ねまし、火格子ダンパー?らしきものをちょいちょいと追加しましたが、あまり変化がありません。火室下部の洗浄栓?を追加しましたが、あまり…

C62の峠越え 函館本線

東海道、山陽本線を電化で追われたC62は、海を渡って、なんと小樽↔函館間で奮闘したのでした。 短い煙突も車両限界に近いボリュームのボイラーを搭載したC62の個性のひとつ。 C62の小樽築港機関区への転属が打診された時、機関区は勿論、保線区にも…

糸崎機関区のC59、C62

日本最強の大型パシフィックC59は戦争に翻弄された機関車でした。 糸崎機関車で休むC59戦後型。せり出した煙室がボイラーの長さを感じさせます。戦後型はC59としての完成型で優れた機関車でした。 C59はC53の後継機として計画、生産されまし…

宮沢模型C58のゆるっと改造 温め器周りの配管

上回りの強度アップを図るためにデフレクターを取付けようと考え、先ずは温め器周りの配管をしました。 前から給水管、シリンダー排気管、シリンダー排気と合流するコンプレッサーと給水ポンプの排気管、逆止め弁へと伸びる給水管です。逆止め弁や配管の継手…

宮沢模型C58・エンドビーム

宮沢模型ℂ58をゆるっと改造。

被爆の鉄路 呉線

広島へと海岸線を走る呉線では、太平洋戦争後の復興に鉄道輸送で貢献したC59、C62が最後の活躍をしていました。 瀬戸内沿いにひた走るC62牽引の急行安芸 戦艦大和を建造した呉海軍工廠を持ち、沖合の江田島に海軍兵学校があった呉市を通る呉線は、…

五能線の8620  8620に似合う列車。

蒸気機関車の末期の写真ばかり見ていると、8620と言えばローカル線となりますが、もっと楽しい列車も引かせたいとおもいます。 潮風の中を能代方面に向う小編成。 オハ61系やスハ32系を引かせたら、乗換駅で待つのはC60、C61。 C51が待つな…

宮沢模型C58のお気楽改造・その4

宮沢製C58のフロントビューを小顔に改造するのが今回のテーマでしたが、アゴを突き出したようなイメージも修正します。 自作の煙室扉を嵌め込むと煙室に落ち込んでしまいます。直径で2ミリ小さく作ったんですから当然ですね~。そこで ボイラーをかち割…

五能線の8620・その2

大正時代の名機と呼ばれた8620には、たいへん優れた特徴がありました。 日本海に沿った鉄路を軽快に走る8620。傑作蒸気機関車だからこそ、五能線という長い路線で無煙化まで生き延びられました。 国産初の量産型過熱式蒸気機関車として9600と共…

津軽鉄道・五所川原駅

津軽鉄道の車両は明るいオレンジとクリーム色に塗装されていました。津軽に咲いた南国の花のように 五所川原駅に到着し、津軽鉄道の列車から降りる乗客たち。コンクリート脚の跨線橋の下に五能線の8620が顔をのぞかせています。ストーブ列車に津軽三味線…

五能線の8620

大正時代の名機と呼ばれた8620が日本海沿いの海岸段丘を走っていました。 ウイスキーのダンボールを持ち、唐草模様の風呂敷包みを背負った旦那さんが待つホームに、夏場の臨時列車かっぱ号を牽引して8620が到着。ステキな女性たちが立つとフラットホ…

宮沢C58の改造・3

宮沢製C58の太過ぎるボイラーをどうするか?と言う問題。 今夜作った煙室扉が左、右の宮沢製パーツが直径21ミリに対して19ミリです。シンダー除けのエプロンも一体に切り出しました。 糸鋸細工は一気に、右はキャブ後部妻板の窓枠部材で03、左の煙…

新鶴見のD51。

日本鉄道史上、最大の生産数となった傑作蒸気機関車・D51。日本全国に物資を届けるべく、新鶴見操車場や高島貨物線で活躍しました。 重連で西に向うD51。先頭のD51はドーム後に重油タンクを装備しています。長野あたりから来た機関車かもしれません…

宮沢C58の再生・吊り掛け式モーターマウント

とりあえず、しっかりしている動輪となんとか回るオリジナルフレームを使用してスムーズに走る足回りを組もうと考えました。 前後の動作に差がなく、静かに動く吊掛式に改造したのがこれです。缶モーターとシリコンチューブを棒モーターに組替えただけではギ…

首都圏の貨物線 新鶴見のD51。

日本3大操車場と言われた新鶴見操車場では1970年までD51が使われました。大都会の片隅で貨物輸送に活躍したD51の姿を御覧ください。 横浜港方面からの貨物を受取り、新鶴見操車場へと向かうD51。 操車場とは、貨車1両を荷主が借り切った車扱…

ポイントマシンの配線が終わりました〜

トータル20時間くらいかかったでしょうか?ゆるっと作業を続け、遂に全ての配線が完了です! コントロールボード裏は御覧の通り、廃棄された刺網のようで、トラブルが発生した際に配線を辿るのは至難の状態です。旧レイアウトでも配電不良箇所は新しく別配…

汽車を待つ、宗谷本線。

宗谷本線の撮影記録から蒸気鉄道の雰囲気をお楽しみ下さい。 汽車はまだかなぁ~?。構内員も待機していますがプラットフォーム先の単機の9600がいるうちは列車は入りません。旭川から稚内までをほぼ一日がかりで走破する長距離鈍行では、途中の駅で客車…

宗谷本線・抜海へ。C55、9600

利尻富士を臨む海岸の丘陵を、寒風の中、ひたすら走った蒸気機関車の記録です。 利尻富士を左に見ながら稚内に向かう9600型蒸気機関車。距離の長い宗谷本線に動輪が小さく速度の遅い9600が使われていたのは不思議です。D51を使わなかったのは、稚…

なんと、動輪の位相が狂っていたと言うオソマツ、まいったな〜

宮沢模型の動輪は位相だけは正確と信じていたのでショックでした。 どうにも回らず、不安になって走るC58から足回りを借りて組み込んでみると、自作フレームもどきでもクルクル回る! ノギスで 測りながら少しずつ寸法出しをしたんだから、こんなインチキ…

宗谷本線の冬その2 C55流線型改造

寒風をついて北へ北へとひた走るC55の中には流線型改造機も居たのでした。 屋根が深く、前妻板がフラット、出入り口ドア周りの斜めのラインなどが流線型改造機の特徴のひとつでした。昭和10年代の流行に合わせて登場した流線型C55は、通常の機関車に…

宗谷本線の冬 C55

凍てつく鉄路を踏みしめて、道北の輸送を支えた蒸気鉄道の姿を御覧ください。 停車中のC55。駅がもはや雪原になっています。機関車のデフレクターの支柱の上にツララ切りが取付けられ、いかにも寒冷地仕様の出で立ち、テンダーが高い流線型改造なのが分か…

この暑さにやられて、フレーム折れちまった!

宮沢C58!フレーム砕けちまった!とRCサクセションの替歌を歌ってますが、 事の起こりは、KKCの今野先生のブログに、ウォームギアはそもそも無音、とあったので、騒音の激しい宮沢C58を無音化加工しようと思い立ったんですが、ストックのジャンクを…

下北半島の夏、野辺地機関支区のC11

東北本線の野辺地を起点に下北半島を縦走した大湊線では、1日に1往復の貨物列車の運用にC11が使われていました。 陸奥湾を左に見ながら下北半島を北上するC11。従う貨物列車の中には冷蔵車も見えます。大間のマグロを運んだのでしょうか?平坦線の夏…