お安く気軽にゆるっと16番

HOや16番の金属工作を最小限の工具と労力でゆるっと楽しんでいます。皆さんも是非やってみて下さい。

2023-01-01から1年間の記事一覧

ゆるっと流改テンダー、

おぼろげな記憶を辿ると、春先に加工したような流改。カツミのC57からの改造です。深い屋根のキャブは自作、独特のドームはカワイ製C59のドームを裾上げして、長さを詰めました。 煙室は帯金を巻いて延長、煙室扉は自作です。当時はC57標準のテンダ…

ゆるっと古典機を楽しむ。

加工の最終段階に入り、塗装済足回りのエンドビームを外して、生き残り風に加工しました。 右は外したエンドビーム、左は煙室下に付くフレーム内側のバルブ弁室の点検蓋?もしくはバルブ前蓋です。ネルソン原型では煙室扉下が伸びていますが、煙室延長に伴い…

トビー製6200の修復・テンダー風除け板の製作

フェイスブックでビグボーイに風除けカーテンを取付ける話題で盛り上がったのに刺激されて、風除け板を製作しました。実物でも北国や雪国では装備されていました。取付けて見ると、全体が重厚な雰囲気になり、生き残り古典機の風格が増すように感じました。…

トビー製6200の修復・ゆるっと放熱管

6250の特徴のひとつであるエアータンク上に組まれた放熱管ですが、これを付けると乱雑な扱いが出来なくなるので、最後に取り付けることにしました。 この機関車ではスパイクモデルの点灯式ヘッドライトを使うことにして、煙室と煙室扉に切り欠きを入れま…

トビー6200の修復・ゆるっとエアータンク

トビー製の貴重な製品を再生しながら、過熱式と空気制動改造を進めていますが、腕前の良さから、改悪じゃないか?と自問しながら、加工を続けています。しかし、こうして見るとオワライ系のバックプレートも覗き趣味の満足度を上げるのに役立っているような…

トビー製6200の修復・ゆるっとバックプレート

ネルソン6200から過熱式に改造した6250へ加工するに当たって、最大の難関は煙室延長と、エアータンクの取り付けかと思います。傾斜したデッキに水平且つ左右平行に取り付ける難しさ、先ずは外堀を埋めて、最後にエアー関係を取り付けるべく進めまし…

トビー6200の修復、ゆるっとキャブまわり。

フェイスブックで、天賞堂のC5711号機が発売され、中古車並の価格とかで、16番なんか、金持の道楽だ!と騒がれていましたが、僕とは全く無縁の話でした。 シコシコと16番を作っていますが、イモンさんから3ヵ月に1回くらい、1万円程度の素材と工…

トビー6200の修復・補重!

Bトレのブログを読んでウエイトの積込みの重要性を再認識したので、隙間にウエイトを積み込みました。(^^)b。 ギアボックスの両サイドに1,5ミリ厚の真鍮板を差し込み、第2動輪のシャフトの上の空間にも厚板のチャンネルと鉛板を積みました。 ヨンヨンレイ…

トビー6200の修復・ゆるっとブレーキ装置

ジャンク品に付き物のミスパーツですが、今回の場合、機関車本体のブレーキ装置がゴッソリありませんでした!(^^ゞ。これは作るしか無い! デデーンと完成! サイドロッドと平行に線路近くを這うネルソンのブレーキロッド、これが無きゃ駄目ですよねぇ、やっぱ…

トビー6200の修復・ゆるっと6250へ

B6の修復でいきなり明治の機関車に目覚めたわけでも無いのですが、5年以上前に触って仕掛になっていたネルソンを完成させようと考えました。 本日の作業終了時の姿です、煙室扉とキャブ周りを小加工しました。 出で来た仕掛りは二組。奥の機関車も6200…

北の大地を行くC62型・函館本線

駒ケ岳をバックに疾走するC62。単機で平坦線を飛ばす姿こそ、C62型の本来の姿とばかりの快走をみせます。 蒸気機関車時代、函館駅からは北海道の各地に向かう長距離急行が出ており、函館↔長万部間は各地に向かう列車で賑わっていました。 蒸気機関車の…

珊瑚2120の修復・ゆるっと空気制動。(^^)!

出来は悪くても、加工が進むのは楽しいもの、これも平和であってこそと、心から平和を祈念します。 同形式が並ぶと、蒸気鉄道の全盛期のイメージがふつふつと湧いて来ます。日露戦争に向けての輸送力強化で導入されたB6は、改造を重ねながら、太平洋戦争後…

珊瑚2120の修復・ゆるっと空気制動

みっしり装備を背負った古典機関車が大好きなので、原型も良いなぁとの誘惑を振りきり、加工を続けました。(^^ゞ。 本日はここまで!流石に放熱管の取付は無理でした〜。 先ずはエアータンクの製作です、パイプを輪切りにして本体を、両端に嵌まり込む蓋?部…

珊瑚2120の修復・ゆるっと2台目。

突然、作業が始まったB6ですが、もう1台を続けて加工することにしました。 全国津津浦浦で活躍した機関車ですが、昭和8年名古屋機関区ですと、C53が14、C51が18に対してB6は11両と集中配置されており、我が機関区では今回で3両目ですから…

雪と蒸気機関車。

クランクからピストンバルブの駆動装置まで、往復運動を回転運動に変換する機構を全て外気に晒している蒸気機関車にとって、冬の雪はたいへん過酷な環境です、そして環境の厳しさは、吹きさらしのキャブで、機関車を操縦する乗務員をも苦しめました。まさに…

宮沢模型D50の修復、ゆるっと完成!

ちゃっちゃと直す予定が、長くかかりましたが、ようやっと完成の運びとなりました。 デデーンと12ー17テンダーです。今日はテンダー床下の配管と標識灯を取り付けました。 先ずは増炭囲いとテンダー台車の端梁、端梁の取付アームを切り出しました。 端梁…

宮沢D50の修復、ゆるっとテンダー前面。

後面に目途がついたので、前部に取り掛かりました。こちらは帯金と真鍮線細工とはいかず、パーツの切出しから始めました。 左のシュパーブライン12ー17テンダーと比較すると、宮沢製品は全く違う車体に見えます。先ずは不足しているパーツを揃えます。 デ…

厚岸湾と厚岸湖・根室本線のC58

釧路から根室へ向う中間点に厚岸の町があります。町の西に厚岸湾、東は汽水湖である厚岸湖が広がり、豊かな海産物に恵まれた町です。札幌から離れ、あまり観光地化されていない地域の北海道の方々は、厳しい自然環境の中で自然と向き合う機会が多いからなの…

宮沢模型D50の修復・ゆるっとテンダー。

大きな鉄道模型の発掘をしているうちに、錆びたナイフならぬ、テンダーが出てきました。エンドビーム交換などの手が入ってはいますが、間違いなく宮沢製品です。 手前は磐越西線仕様?に以前加工した宮沢テンダーです。奥が発掘したもの、どんな形にするか?…

ゆるっと16番、番外編・大きい鉄道模型。

フェイスブックの大きい鉄道模型なるグループに入れていただける事になったので、工作室の不良在庫を片付けて、大きなゲージを発掘しました。(^^ゞ。疲れました〜。 先ずはGゲージから、ボールドウインのB1タンクです。これは実物は2フーターか?と思わ…

珊瑚2120の修復・空気制動改装完了!

突然始まったB6ですが、上下の組み外しやらカプラーの取付やら、考えさせられる加工でした。 昔の活躍を撮影した写真や、乗務した方々の談話などを読むと、本家のイギリス製だけでなくドイツ製やアメリカ製の機関車も、安定した成績を残したようで、走りと…

野辺地駅界隈・南部縦貫鉄道と野辺地機関支区

東北本線野辺地駅からは、下北半島を北上する大湊線と、東北本線の旧線を南下し、七戸へ向う地方鉄道・南部縦貫鉄道が分岐していました。野辺地駅は東北本線の補機の基地としてもたいへんな活気があった駅です。 南部縦貫鉄道と言えばレールバス。地域の方々…

珊瑚2120の修復・上回りはほぼ完成しました。

エアー配管が難物でしたが、上回りにエンドビームを取り付けた為に、カプラーの取付座とフレームの干渉が生じ、フレームを欠き取ったりの加工で時間を喰いました。ゆるっとお気楽工作ですが、走る事と、連結解放が出来る事を最低限守っています。線路に乗せ…

日本の最東端を走るC58・根室本線

函館本線の滝川駅から分岐し、富良野、新得、帯広、池田を経て釧路に達し、更に根室まで到達した根室本線。函館から釧路までを14時間以上かけて走破した北海道の蒸気鉄道時代の名物列車急行まりもは、午後2時過ぎに函館を発ち、函館本線を経由して札幌で座…

珊瑚2120の修復・ゆるっと足回り。

珊瑚の古典体系発売以前に流通していた、完成品か、キット組のジャンク品を手に入れて、いじっていた筈なんですが、東日本大震災以降、相次いだ引越しのどの時点でいじったのか?、ひょっとしたらウクライナ侵攻が始まる前、うんと昔に触った奴かもしれませ…

釧路から根室へ・根室本線のC58

石勝線への乗客のシフトで富良野から新得駅までの区間が廃止される予定の根室本線。蒸気機関車全廃の直前は、D60やD51が奮闘した釧路までは既にDD51に置換えられ、釧路↔根室間にC58だけが残っていました。 釧路↔根室間は長く8620が活躍した…

珊瑚2120の修復・ゆるっとエアブレーキ配管

B6は明治の機関車ですから、空気制動装置はすべて後年の取付で、配管はほぼ露出しています。 これらの配管は千差万別なんですが、模型としてなるべく格好良く見えるように取付けを考えました。腕前のせいで乱れて格好悪いところは、見て見ぬ振りをおねがい…

宮沢模型D50、本体は完成!そして?

ひょんな事から始まったD50の修復ですが、本体は完成、それじゃあテンダーと探したところ、またもやおかしな方向に、(^^ゞ キャブ下に補助エアタンクを取付け、フロントデッキにはツカミ棒も付けました。 門鉄デフレクター付きは、覗き趣味を大いに満足さ…

9600という機関車

大正の名機、9600型は明治の末期、日本全国の幹線を国有化し、機関車の規格も統一するという遠大な計画の下で、本格的な貨物用機関車を国内で生産する意欲的な発想で設計、生産がなされた、日本初の量産蒸気機関車のひとつでした。 米沢駅に到着した米坂…

宮沢模型D50の修復・キャブ下のパイピング

ようやくキャブ下まで辿り着きました。ちょちょいと終わらないところは、流石に大型機です。(^^ゞ。 機関助士側のキャブ下は、実物はウネウネとのたくった印象が強いのですが、横方向に平行に走る感じにまとめました。 前回製作のオイルポンプ箱、キャブの縦…