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HOや16番の金属工作を最小限の工具と労力でゆるっと楽しんでいます。皆さんも是非やってみて下さい。

宮沢模型C58を走らせる!(^^ゞ シリンダー交換

C58が走んね〜と連絡を貰った友人から画像資料と詳細説明を貰いました。なんと上回りはトビーのパーツを集めて組んだ素晴らしい物でした。(^^ゞ こりゃ〜宮沢模型のダラランとしたソフトメタル?のシリンダーじゃあ駄目じゃんね〜(^^ゞ えらいことを始めちゃったな〜と我が身を呪いましたが、宜しくね〜なんて明るく頼まれた以上、後には引けないのだ!!(^^ゞ

上回りのランボード幅を教えて貰って、こりゃシリンダーは全交換だべぇと決断! デゴイチのシリンダーがあったはずと探して出てきたのはデゴニ用でした〜(^^ゞ。側面の形は違うわ、高さは高いわ、(^^ゞ これを改造かよ〜

右がデゴニ用、左は加工後です。高さを詰め、フレームの切欠きを深く直し、ランボード下の広がりをヤスリ落とし、ボイラーの切欠きも切り直しました。(^^ゞ さらばデゴニ〜

前後板を組み付けるシリンダーの内部フレーム?もフレームの切り欠きに合わせるように前後板の組み合わせ穴を開け直しました。(^^ゞ

宮沢製シリンダーのシリンダー中心はデゴニ用よりも1,5ミリも広いので、シリンダー前後蓋の組付け穴を外側に04ずつ広げ、前後蓋を外側にオフセットして取付けます。

スライドバー穴は1ミリドリルで浚ってスライドバーを差し込み裏側からハンダ付けしました。

側板を付ける前にフレームに組み付けて当たりを確認! 宮沢製品では極端に短いスライドバーが付いていましたが、案の定メインロッドとスライドバーが当たりました〜!(^^ゞ ここは仕方ないのでスライドバーの後端を切り詰めてしのぎます。(^^ゞ なんとか回れ〜

宮沢製のモーションプレートは前部の取り付け腕がバルブガイドに当たるので画像右のようにカットして曲げて避けます。(^^ゞ ま〜次から次へと問題続出!(T_T)

前部のカット部分にはL字の金具を03洋銀板から作り継ぎとします。

継ぎました。この段階でラジアスロッドにベッタリ付いていた製品のハンダを除去!(^^ゞ もっこりハンダを盛るのは宮沢の職人さんの得意技みたいです。(^^ゞ

製品のモーションプレートには逆転梃子が無いので03洋銀板から切り出しました。左はラジアスロッドの吊りリンクで、小さいものですから左右を1本で切り出しました。とばした時に見つけやすい?(^^ゞ

06線を通してからハンダ付けし、吊りリンクを切断しました。

モーションプレートも少し見映えが良くなったような?(^^ゞ トビーベースの上回りに組み付けて違和感が無いようにシュパーブライン程度のディテールを目指しています。(^^ゞ

転がしてみると時折、第1動輪のクランクピンがメインロッドに当たります。(T_T) も〜泣きたい〜(T_T)

犯人はコイツだ〜(^^ゞ 第1動輪が左右に遊んでんじゃんか〜。なんでこんなに遊びを付けるかな〜(T_T)

シムプレート代わりに03の洋銀線をΩ形に曲げて嵌め込みました。(^^ゞ

ここまで組んでバルブガイドにコンビネーションレバーが擦る以外は当たる箇所は無くなりました。(^^ゞ 

 ともあれ、宮沢製C58の下回りの弱点のひとつであるシリンダーに関しては何とか成りそうな感じです。(^^ゞ 宮沢製品をお持ちの方にはお勧めできる改造ですが、シリンダーはくれぐれもデゴイチ用を使って下さい。(^^ゞ  天賞堂のプラ製C58はたいへん優れた模型ですが、いじくり倒して楽しむには宮沢製が面白いです。(^^ゞ泣き笑いの連続の汽車いじりは良いもんですから。(^^)b