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鉄道省7270の製作・三児の魂、百まで、ガイドヨークとロッカーアーム

天賞堂Cタンクの足回り利用で、チャッチャと完成の予想が、遂に製作期間1か月を超えてしまいました〜(T_T)、なんてこったい!。で、シリンダーにガイドヨークとロッカーアームを追加しました!

最初にシリンダー弁室にバルブロッドを取付けました。根元に1,2ミリパイプを通した06線です。こうした追加のハンダ付けは、シリンダーブロックの各部を真鍮線で串刺しにしているから、バラけさせずにすみます。

ガイドヨークは西尾さんの写真から判断すると、上のスライドバー附近から、ごく小さい物が付いてます。それならフレームに取り付けず、スライドバーに付ければ良いや、と安直に考え写真のように試しに切り出しました。右下の凹部分にスライドバーがはまり込む構造です。真ん中の凹みはサイドロッドを避けるためです。

とりあえず付けてみました。スライドバーとバルブロッドが平行に、かつ、ガイドヨーク左端の突起部分がフレームに沿うように現物合わせをしました。フレームに沿って曲げたところからロッカーアームを伸ばせば良かろう、とこれまたオダマシ工法炸裂です、(^^ゞ。

両側に取付け、クロスヘッドを通し、転がりテストをしました。しめしめ回る回る、(^^ゞ。ガイドヨークは第1動輪とクリアランスを取っておかないと絶縁側でショートしますから、実物よりは後ろにズラして取付けてあります。

このブルックスではランボードが低い位置にあるので、ガイドヨークと上回りも干渉しそうです。試しに乗せてみると、単式コンプレッサーの取付足がランボードから飛び出していた箇所でバルブロッドがぶつかりました。コンプレッサー取付板の足をカットしてクリア、あとはぶつからず、良かった〜、(^^)。

ロッカーアームの部品を用意しました。06線に1,2パイプを通して、下のクランクも通します。

組み立ては御覧のように、長いままの06線を位置決めに使って、先にバルブロッドにクランクをハンダ付けし、ガイドヨークのフレーム側に付けました。小さな部品の集積ですが、組み立ててみると思いの外、剛性感が出て、このインチキ工法はかなり使える!とひとりでニヤニヤ。(^^ゞ。

バルブロッドにガイドヨーク、ロッカーアームが付くことで、ランボード下の空間が一気に充実しました。面倒がらずに作ってみて良かった〜と、手でコロコロ押して遊んでしまいました。 チビの頃、積み木に電車の窓を書き、敷居をレールに見立てて押して遊んだ記憶がよみがえり、僕は何も変わっていないんだ、進歩がないなぁと、(^^ゞ、また、三児の魂百までって本当だ、と感じた夜でした。