スライドバーをシリンダーに取付け、クロスヘッドの滑りを十分に調整してから、フレームに組み付けました。で、回りません!。(^^ゞ。昔のTMSにあった名言?、意地で作ればロッドが当たる!、この言葉がワンワンと頭の中を走り回りました。確認すると、ピストン棒の高さが、動輪の中心より下にあり、こりゃ駄目だろ〜とシリンダー取付の見直しをしました。
いったんすべてを取り外した中村Cタンクのフレームです、動輪とセットで3千円くらいで落札した品物です。がっちり組まれていて精度も良いので、有用なパーツです。さて、シリンダーの位置を上げるために、先端のシリンダー取付金具をバッサリ切り落とします。
ついでに集電ブラシの付いていたフレーム上部も切り落しました。糸鋸台に渡して安定させれば、万力に噛ませるより作業性良く、切断出来ます。
フレームの間にシリンダー取付板?をネジ止めするプレートを貼り、シリンダー取付板を凸型に切り出しました。
クロスヘッドは、裏面が開放で、スライドバーが外れますから、03の端材で蓋?をしました。
シリンダーの取付状態です。シリンダーブロックを貫通する上回りの取付ネジを通す穴の両脇に1,4ミリビスでネジ止めしています。
メインロッド組付けで生じた不具合は、
①メインロッドのクランクピンの穴が、ピッタリで遊びがなく、回転抵抗になった。
②メインロッドとスライドバーの干渉、スライドバーが設計図通りの末端の仕上げになっていなかった。
③クロスヘッドの裏蓋取付による引っ掛かり。クロスヘッドのスライドバー穴に回ったハンダを削り落として、スムーズに動くように修正。
ひとつずつ、干渉を手直しすることで、ようやくシャラシャラ回りました〜。(^^)!。中村フレームは、8550のスケールモデルより、動輪の軸距離が2ミリほど長いので、このフレームに合わせて、ザックリ設計図を引き、次に進みます。
とりあえず、回って良かった~、(^^ゞ!。