お安く気軽にゆるっと16番

HOや16番の金属工作を最小限の工具と労力でゆるっと楽しんでいます。皆さんも是非やってみて下さい。

夏の帰省列車大増発!

平坦線の本線、内側の専用線だけは仮配線が終了しました。

側線と待避線に待機する本線の機関車群、右から大鉄デフ傾斜デッキのC51、同一仕様で化粧煙突に継ぎ足しのC51、梅小路カットデフのC51、大鉄仕様C53。いずれも15年以上前にカツミ製品を加工した機関車で、流石に今になって見ると直したいところだらけですが、近作は未塗装完成しか無いので引っ張り出しました。C51だけゾロリと並べると、蒸気機関車全盛期の入口に立ったと感じます。友達にはC61だけでも10ハイ、D51が13ハイなんて輩が居ますから、僕はまだまだなんですが、

留置したC51の脇をすり抜ける専用線のC12です。僅かな高低差ですが、御座敷運転と異なる固定路盤ならではの段差で、何となく生き生きとした雰囲気が出ます。つながる客車はシングルルーフ17メートル級の珍車オハフ30でフジモデルバラキット組です。17メートル車は急曲線でも違和感が無いので好きですが、やはり本線列車は20メートル級が中心になってしまっております。 留置線のC51に続く先頭はロコモデルのスロです。リベット付のダブルルーフをペーパーで作る技術があれば、軽い編成を作れるのですが、腕が無い。編成として重量の違う客車を組み合わせると、6番ポイントや790Rでは脱線しますから今は走りの良いカトー製オハ35系と組合せています。平坦ならC51でも8連くらいは楽勝です。 珊瑚のバラキット組のダブルルーフ・スハ32系客車は、3軸ボギー混じりでC53で8連が限界で、走る内にレールが油脂で汚れて来ると空転し始めます。補重やゴムタイヤなどで牽引力を付けると、ウォームホイールが減ったり、ロッドのクランクピン穴が摩耗したりするので、無理はさせられません。やはり客車の軽量化が大切だと思います。マニのユーレイもありますが、これは運転会で10連以上を引かせて、観客の度肝を抜く為の奥の手です。

機待ち線に待機する宮沢兄弟、D50とC54。宮沢製のD50はダイカストのフレームにトラブルが多く、この機関車も第4動輪の軸箱守部分からホロっと折れてしまい、安達製のD51フレームに交換してあります。ただし動輪のダイカストには問題は無く、位相もキッチリ正確で、手間暇かけて調整すればカツミ製品同様のスムーズな走りが可能です。C54については初期製品からダイカストフレームにトラブルが無いので僕の入手したD50がたまたまダイカストが経年劣化するロットだったのかもしれません。いずれにせよ、50年前の製品なので動輪がしっかりしているだけでも感謝ですね。

専用線の機待ち線に待機するB6です。これも珊瑚の古い製品です、50年近く経っている初期製品に空気制動装置を追加しました。加工するには下回りに組み付けられているランボードをグルっと切り抜いて、ランボードをボイラーやサイドタンクに取付けないと配管が出来ません。製品は第2第3動輪からの集電でカトー製手動ポイントではエンコするので動輪全軸集電に変更しており、フライシュマンに負けない走りになっています。あちこちに機関車を置いて、給電具合を確かめながら最終確認を進めました。残るフィーダーの確認は外回りの山線だけなんですが、今夜は力尽きました。更にポイントマシンの配線が残っています! ポイントの調整も必要なので、まったりゆるっと進めるしか無いですね〜、スクワット作業により足腰が限界で、頑張ると楽しくなくなりますから。