お安く気軽にゆるっと16番

HOや16番の金属工作を最小限の工具と労力でゆるっと楽しんでいます。皆さんも是非やってみて下さい。

珊瑚パーツ流用7850・足回りは完成しました〜。

ブレーキシュー取付終了後の足回り。(^^ゞ。ブレーキシューはアダチ製のD51を流用しました。無いよりマシというゆるい発想です。

先ずはシリンダーにスライドバーを取付けました。スライドバーは1ミリ厚洋銀板を幅08に切り、厚さをスライドバーの縦幅にしたところ、整形はうんと楽になりました。(^^ゞ。

フレームに組み込んでシャラシャラ回るところまで調整しました。クロスヘッドとメインロッドの連結用の1ミリビスが緩みやすく、何らかの固定が必要です。

続いて缶モーターの固定プレートをフレームのモーター台に1,4ミリビスで取付けます。先ずは固定プレートに06の穴を開け、モーター台に貫通させて探り針代わりとし、モーター台にネジを切り、固定プレートの穴を広げてネジ穴の位置出しをしました。オダマシ工作絶好調です。(^^ゞ。モーター固定プレートをネジで止めれば、ギアの噛み合わせ調整が容易に出来ます。

モーターを取付け、再び回転テスト。前後ともクルクル回り、良かった良かった。(^^ゞ。

先台車の構成パーツです。左から1ミリ厚を叩き曲げた先台車本体、先輪を保持するスペーサー?は3ミリ✕6ミリ角材、05厚の軸受の蓋です。先台車も車輪の交換が容易なようにネジで軸受を組み立てます。

1,4ミリビスで組み立てました。何度も分解するところは1,4ミリ以上のビスを使っています。

組み立てました。なかなか重厚な先台車になりました。先輪は宮沢C58の先輪を仮に組み込んであります。イモンさんに先輪は注文しなくてはなりませんね。(^^ゞ。

先台車フレームの折り曲げた部分には、珊瑚のリベット付のウインドシルを貼り、曲げの甘さを隠すと同時にディテールを追加しました。先輪の車軸が見えないので、簡易ですが良い作り方だと思います。

先台車フレーム後部に真鍮線でフックを植込み、動輪押え板のフックにスプリングを引っ掛け復元バネとしました。スプリングはスプリングベルトからのお手製です。ブレーキシューは現物合わせで取付穴を開け、ネジを切ってシューをネジ止めしました。

時間があったのでランボードを切ってみましたが、幅が広過ぎました。両側1,5ミリずつ落として幅を30ミリとし、拡幅したキャブの幅を33ミリにすべきでした。真鍮板はイモンさんブランドの05厚ですが、しっかりしていてグニャっとせず、加工しやすかったです。勿論、切り出す時は曲げないように細心の注意はしましたが、糸鋸の刃のかかりはキツく、穴を開ける際の直角ターン?はゆっくりやらないと、鋸刃が欠けたり、折れたりします。今日は鋸刃の2箇所でヘラクレス3・0番の刃が二山欠けてしまい、引っ掛かる鋸刃でダマシダマシ切りました。(^^ゞ。

 今日は改めて、なかおさんの製作記事を読み返しましたが、古典機の幅を抑えるための設計の工夫は素晴らしいと思いました。製作記事を読んで分かったつもりでいても、作ってみないと僕のようなアンポンタンには真意は伝わらないのだなぁと、今夜も反省です。