お安く気軽にゆるっと16番

HOや16番の金属工作を最小限の工具と労力でゆるっと楽しんでいます。皆さんも是非やってみて下さい。

7850の製作・ゆるっと糸鋸細工

ランボードの縁取りを切り出しました。厚さは08真鍮板、仙台つばさ模型店で買った板だと思います。閉店は本当に残念でした。

昨日、切り出した床板の下に付く縁取りですが、縁に帯金を回すだけでは強度不足なので厚板を貼り重ねます。初めに外形を切出し、床板と合わせて外周を仕上げます。中を抜いてから外周をヤスルのは御法度です。

左端から切り込んで、中を抜いています。こうした糸鋸作業は、切り出したら一気にグルグル切ってしまうのが、糸鋸の刃を折らない秘訣です。というのは、進めた糸鋸を戻す際に刃を噛み込んで折ってしまう事が多いからです。シコシコ進めるだけなら、戻す手間も省けます。今回は端から切り込んでいるので休み穴も一切開けていません。

切り抜きました!。シリンダーが入る部分だけは、切り残し部分が1ミリ幅以下なので、糸鋸の刃を3・0番で後から切りました。女性を扱うように優しく優しく切り進めました。美しくないだの、おばさんだの、失礼があると板が歪んだり、鋸刃が折れたりします、(^^ゞ。それ以外の中抜きはヘラクレスの0番を使用しました。08を70センチくらい切って、流石にアサリがヘタって切れ止むようになりました。ヘラクレス鋸刃は3・0番で05真鍮板を合計1メートルくらい切ると寿命のようです。

シリンダーブロックがピッタンコです。そう意図して作っているんですから当たり前ですが、思い通りにならないほうが断然多いので、入った、入った〜!と喜んでます。下手くそは下手くそなりに楽しめるのが模型工作の良いところなんじゃないでしょうか?。

 昨日、作成の床板と重ねたところ、縁が厚くなり過ぎて野暮ったいので、 床板は03で作り直します。03を歪み無く切れるかどうか?。曲がったら木槌で叩きますか?(^^ゞ。