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HOや16番の金属工作を最小限の工具と労力でゆるっと楽しんでいます。皆さんも是非やってみて下さい。

鉄道省9050の製作・スケネクタディの長靴

スケネクタディの長靴と呼ばれる、テンダーのフロントステップを製作しました。長靴のベースは床板やエンドビームと一緒に切り出しておいたので、真ん中のステップを取付け、周囲をグルリッと巻いて完成!(^^)

右の03厚の端材が真ん中に取付けるステップになります。左右を一緒にケガき、カシメ用の04穴を開けてから切り離しました。

真ん中のステップは曲げてハンダ付けした後、04穴を貫通させ真鍮線を通してハンダ付けしてからカシメました。これでグルリと縁取りをした際にバラバラにならずに済みます!(^^ゞ

縁取りは先に端をベークブロックに押し付けてハンダ付けしました。

周囲に回した縁取りはヤットコで曲げてはハンダ付けを繰り返しますが、ハンダが緩んで外れないように、(^^ゞ、ステンレスのニードルプライヤーとアルミグリップを併用して固定しました。

長靴の穴にニードルプライヤーを差し込んで押さえつけています。ステンレスもハンダが回ってくっつきますが、(^^ゞ、後からこじれば外れます。

縁取りを巻き付けました。スケネクタディ8550で初めて製作したときよりは早く出来ました。習うより慣れろ!でしょうか?(^^ゞ

縁取りはステップ以外の箇所が抉られていますから丸ヤスリで少しずつ削りました。糸鋸台は酷使がたたって擦り減り、だいぶ薄くなって来ました。そろそろ切り詰めて平面を出さなくてはなりませんね、(^^ゞ。

完成したステップを眺めながらひと休み。アルコ・ピッツバーグ工場から、長靴型のステップを装備したスケネクタディ丸出しの機関車が生まれたのは面白いです。ピッツバーグも美しい機関車を生産していましたが、ピッツバーグ流の設計で9050が生産されていたら、こんなに魅了されたかどうか? スケネクタディの6400や6120、コンソリデーションの9500あたりも昔から作りたい機関車でした。ピッツバーグの6500も凄く格好良いんですが、スケネクタディのように作りたいよ〜とはならないのでした、(^^ゞ。機関車に対しての好みも各人各様で楽しいですね!