スケネクタディの長靴さえ出来れば後は組むだけじゃ〜ん、(^^ゞ。とばかりゆるっと組立を始めました。
アーチバー台車が出来たって1軸台車が無きゃ駄目だよね〜と言うことでツボミ堂の貨車軸受みたいな軸受を05板から作りました。この外側に軸箱守を貼り付ける算段です。
軸箱守は03厚から左右対称にちょいちょいと切り出しました。軸箱はドリル作業の下板にしていた檜材の穴ボコに押し込んで車軸の穴を開けました。
右の2枚の帯金がテンダーのアンダーフレームです。左の真ん中はテンダー車体の底板で、下回り製作にあたってはテンダー車体取付のビス穴に干渉しないように気を付けました。
アンダーフレームは帯金をアングルに加工します。折れ目のケガキ線を万力の口金に合わせて折れ線部分をカッターナイフで彫り込みました。彫ったらそのまま大ヤスリをあてがってウリャっと曲げ、コツコツ金槌で叩きました。
アンダーフレームには軸受部分に取付ボルトが目立ちます。真鍮線を植え込むのが面倒だし、細いドリル刃を温存したいので、別の03厚真鍮板にリベットを打ち、フレームに貼り付けます。
アンダーフレームにはリベット付きの板をハンダで貼り付け、更に長靴取付部分を糸鋸で切欠きました。
床板には先にエンドビームをハンダ付けしてアンダーフレーム取付のガイドにします。1軸台車もガイドにする為に床板にねじ止めしました。
クリップとベーク板の小片をあてがって先ずは一箇所をハンダで点付けしました。位置に間違いが無いことを確かめてから床板に本格的に取り付けます。
アンダーフレームのリベット付きの板は違和感は無い?と思いますが、08ミリ近く腰高になっているようです?(^^ゞ。なんだかな〜、まぁ、杜撰な工作が当たり前の我が工場ですから、イッパツで決まる事は滅多にありませんから、腕前の悪さを嘆きながら高さ調整のインチキ技を考えましょう。(^^ゞ
片ボギーテンダーのアーチバー台車は9050の中でピッツバーグの流儀が出た箇所です。スケネクタディならイコライザー付きの台車が当たり前なので、なんでアーチバー?と思いますが、C57の4次型の足回りを転用してC61を製造したように、工場の仕掛品の流用があったのかもしれません。そんな不思議な現象をアレコレ考えるのも、汽車の楽しみのひとつです。(^^)。