お安く気軽にゆるっと16番

HOや16番の金属工作を最小限の工具と労力でゆるっと楽しんでいます。皆さんも是非やってみて下さい。

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

いもこ列車・走る、軽便蒸気機関車の動態保存

アングロフランコベルジ・ベルギー製 1946年製造という希少な機関車が山形県西村山郡河北町河北中央公園で走ります。2023年は10月15日と11月3日、10時から12時まで。乗車希望の方は9時半からの整理券受付に間に合うようにおいでください。 …

C53の修復・フロントデッキ

天賞堂仕様バラキット途中放棄ジャンクからの修復です。ミスパーツのフロントデッキはパーツを自作で追加しました。 2段デッキの下部分はシュパーブライン、上側を自作で補いました。まだ本体には固定せず、合わせの調整をしています。 これはボイラー本体…

陰陽連絡の路・伯備線

山陽新幹線開業から、米子方面への旅客輸送強化で電化までされた伯備線ですが、中国山地を縫って走る芸備線や、陰陽連絡でも新幹線との接続の悪い木次線、更には出雲市から西の山陰本線までが廃線を取り沙汰されています。 石炭を焚べるために焚口扉を開けた…

カツミC53 簡単・吊り掛け式 

読者の方から、カツミC53のモーター積替での騒音発生の御相談をお受けしました。吊り掛け式をお勧めしましたが、ホンマかいな? ということで試作してみました。 トルクプレートで調整するよりは楽チンと書きましたが、前後進の調子を揃えるには断然有利…

旅情・山陰本線

海岸沿いの斜面に沿い、切通しで丘を、谷を築堤で越え、岬に続く山はトンネルで抜け、川は鉄橋で渡る、次々に移り行く車窓の景色が、心に染みていく汽車の旅。 山あいの勾配区間のS字カーブで身をくねらせるD51牽引の旅客列車。切通しで窓に迫った緑から、…

カツミSLシリーズC51の改造・バルブギア

ジャンク品を加工していますから、多少の困難は付き物ですが、思わぬところに落とし穴がありました! 昨年製作のC51と並べたところです。C51はパシフィック型としては最大両数が生産された機関車ですから、ゾロリと揃えたくなります。 今回加工の足回…

山陰道をつなぐ汽車・山陰本線

その昔、朝鮮半島を経由して大陸の文化と文明をいち早く取り入れ日本の中で最先端地域であった出雲の国と山陰道。蒸気機関車の無煙化による消滅とその後の鉄道輸送の衰退は、それ以上の地域の衰えの前兆だったのでした。 雨のプラットフォームに滑り込むD5…