お安く気軽にゆるっと16番

HOや16番の金属工作を最小限の工具と労力でゆるっと楽しんでいます。皆さんも是非やってみて下さい。

珊瑚7800から7850を作れるのか?

妙ちきりんなタイトルにしましたが、手元にあるのは写真の通り、ボイラー、フレーム、動輪にロッドだけ、(^^ゞ。素直に7800にするにも、自作部分が沢山出るのは必定、ならば関西鉄道から国有化で7850となったモーガルが良いなぁ、と気ままに思いました。

オリジナルを空制化し、キャブの幅を拡張した姿を本で見つけて、サイドに出っ張ったキャブがなんとも愉快と思って見ていた機関車です。京都で入換機として稼働していた時代の貴重な写真で、後付の四角の砂箱や、サイドタンク前の物々しい動力逆転機にもビックリです。

写真が掲載されていた本は高田隆雄さんの追憶の汽車電車です。読んで気に入って、関西の友達にも買って差し上げたほど、素晴しい内容でした。鉄道黄金時代を知る事が出来ます‥

 模型の方は、まず良く走る下回りがなければ始まらないので、不足のパーツをボチボチ作ります。

上は動輪押え板ですが、軸箱の幅が狭く、動輪が左右に遊ぶので、輪心部分を幅広くして横動を抑えるためにただの短冊とは異なる形態にしました。左下はモーターマウントで、動輪押え板ともども08からの切出しです。モーターは秋葉原のパーツ店で2百円以下で手に入れたもの、シャフトが細いのでエコーモデルの細密パイプをスリーブにしてポリセーム?のウォームで駆動します。

7850は、なかおゆたかさんの詳細製作記事に原型のパーツの寸法が出ているのは助かります。TMSの別冊ですが、毎日ながめていた中学時代から50年以上の歳月が流れているのに、工作力は万年初心者です。(^^ゞ。今度はパーツ利用だから完成させられるでしょうか?。

この記事の出ている本は、日本型蒸気機関車の製作という別冊です。表紙を飾っている機関車はすべて自作の機関車なのですが、正確な作りで、こんな工作がデキれば良いなぁといまだに感じます。工具は僕の方が断然充実していますから、取り組む姿勢がゆるすぎると言う事なんですね、(^^ゞ。