お安く気軽にゆるっと16番

HOや16番の金属工作を最小限の工具と労力でゆるっと楽しんでいます。皆さんも是非やってみて下さい。

トビー4030空制化改造・ゆるっと完成

ボールドウィンの短命であったDタンクですが、いじるうちに魅力に引き込まれるような機関車です。これだから汽車いじりは楽しいんですね!

リアエンドにも自作の点灯式ヘッドライトを付けました。キャブの妻板との間に隙間があるところが気に入りました。(^^ゞ。標識灯は釘の頭を利用、解放テコはコールバンカーに取付け、エアホースからはエアー配管を伸ばしました。

キャブ下からサイドタンクの下に、エアー配管をダブルで吊りました。リアエンドにエアータンクを吊りましたから、フロントへと走るエアー配管は両側で3本は最低限必要になります。

上回りは賑やかにリベットが並ぶサイドビューに比較して、キャブ屋根が寂しい感じです。リベットを植えるくらいなら、ベンチレータにリベットを打った板を重ねてと、これまた、ゆるっと発想しました。(^^ゞ。

03板にリベットを打ち出しました。リベット打ち出し器は右のお手製のものですが、あまりにも精度が無いので、そろそろ作り直したいところです。(^^ゞ。

重ねました。重ねる際にオリジナルのベンチレータが外れてしまいました。屋根からベンチレータとリベット付の上板を06で2箇所貫通させ、位置出しをして固定しました。06の端は、少し突き出し、取付けボルトに見立ててあります。 また、屋根はたいそう重たそうなので、吊環を帯金と03真鍮線で追加しました。 なかなか賑やかになったと思います。

発電機は右の座金を05から切出し、宮沢C58の廃品のパーツに組み合わせました。

上から眺める機会の多い16番の小型機としては、見応えのある状態に出来たかな?と自画自賛しております。これでヘッドライトが点灯すれば、1人前の役者になりそうです。

今回の改造は、実物が空気制動を取り付ける前に消えていた事が大きな改造を加える出発点になりました。 もし生き残ったら、九州から北国に転属したら、という仮説を組み立てるのは、非常に楽しかったです。スケールを追究してHO12ミリゲージが普及し始めた今日、こんな妄想のモデルは時代遅れかもしれませんが、模型には、こんな夢の広がりがあるんだなぁと、改めて実感出来たのも大きな喜びでした。(^^)b。ゆるっとはゆるっとで楽しいですよ!。