サクサクっと簡単に作るつもりが進みません。更には下回りにスプラッシャーとガイドヨークという、またまた製作未体験のパーツが付くことに、今頃気付いて慌てる始末、間抜けだなぁ、と呆れつつ、今日は慣れているブレーキシュー取付板と先台車を作りました。
ブレーキシュー自体は、使い慣れたアダチ製のC型用をゆるっと転用するのですが、シューの取付板は、先台車の取付とブレーキ梃子の梃子受けを取付けるべく新製しました。上は製品の動輪押え板、真ん中が1ミリ厚から切り出したブレーキシュー取付板、左は梃子受け、右は先台車の取付座金です。
梃子受けには08真鍮線を通し、ブレーキシリンダーからのプッシュロッドを受ける梃子だけを付けました。先台車の座金が凸型なのは、持ち上げた際に先台車がダランと下るのを抑えるためです。
フレームに組み付けました。ブレーキシューがフランジを擦ったりしますから、ここでも転がりテストをして修正します。
先台車の材料を切り出しました。本体は08厚から、右は車輪の押え板で05厚、手前は車軸を保持するウエイト兼用のブロックで3✕5ミリの角材です。この角材に1,4のネジを切りました。
ホイッと組んだところです。先輪は珊瑚製の8,5径のスポークが欲しいところですが、イモンさんにも在庫はなく、困りました。今は暫定的に宮沢C58に付いていた先輪で我慢しています。
ガイドヨークはまだしも、アメリカ型古典機のスプラッシャーをどう取り付けるか?。続、蒸機を作るの今野先生の作例では、フレームに直に付けられていますが、僕の物凄い腕前ではフレームまでオシャカにしそうで恐ろしいです。(^^ゞ。またもや、ゆるっと逃げる方法を考えなくてはなりません。 また、ニギニギしく並んだリベットや、テンダーの台車をどうするか?など、難題が山積みです。ひとつひとつ考えて、作ってみて失敗して、また作る、この過程が最大の面白さで、汽車いじりに飽きないのだと思います。