
このテンダーは不思議です。炭庫は枕頭式リベットでツルッとした英国調ですが、炭庫上縁は開いておらず、足回りはアメリカ風の片ボギー。(^^ゞ 日本型をどうするか?当時の機関車関係者が試行錯誤した事が伝わります。

炭庫は切り抜いた底板への後妻板の取付から始めました。側板には補強兼上板の位置出しをする帯金を貼りました。

上縁の開きの無い四角形ですから楽に組めます。がっしりした08の底板が役に立っています。

炭庫上縁の縁取りは03厚07幅の洋銀の帯金です。塗装の剥げやすい箇所なので、(^^ゞ

側板の前側は縁取りにRが付いていますので06真鍮線を曲げてから叩き寸法に切りました。

側板上縁の帯金との連続性に気を付けてハンダ付けします。この真鍮線を叩いたR付き縁取りは制式蒸気機関車のデフレクターなどにも役に立ちます。

上板を嵌め込み、風除け板をあてがってみて雰囲気を確かめました。

石炭取出し用のスリットを入れた前妻板を03厚から切り出しました。

石炭取出し口まわりのパーツを03厚から切り出し、万力を利用して叩き曲げしました。

口金の付いた万力はチャンネル状に曲げ加工する際には本当に便利です。

コチャコチャっとハンダ付けで取付ました。石炭シャッター?の手摺は04線です。

後妻板には組立て前に標識灯と解放は梃子の取付け穴を開けてあります。

本日のハンダ付けは同じパワーのハンダ鏝ですが鏝先を手前の太いタイプに持ち替えました。使ってみて、ハンダ付けで熱を伝えるのは鏝先に蓄熱された熱量が素材に伝わってハンダがスーっと流れるのであって、ハンダ鏝のヒーターの熱を使うんでは無いんだよなぁ、(^^ゞ と言う事でした。何を今更ですが、同じヒーターのパワーでも鏝先が細いと素材に熱を食われてしまい、ヒーターの熱が伝わる頃には素材にハンダ付けしてあった別のパーツにまで熱が回って、グニャグニャバラバラになりがちでした。(^^ゞ もちろん素材を指で押さえたりしていれば熱闘!(T_T)作業になるわけで楽しくありません。 大きな鏝先で一気に熱を伝える! ひとつ前進しました。(^^ゞ また、大きな鏝先は焼け過ぎないので温めているうちに鏝先がガサつく事も少なく、鏝先のメンテナンスも楽なのでした。(^^ゞ みんな悩んで大きくなるのだ!(^^)