お安く気軽にゆるっと16番

HOや16番の金属工作を最小限の工具と労力でゆるっと楽しんでいます。皆さんも是非やってみて下さい。

ゆるっと楽しむ16番のレイアウトを考えています。

コントロールボードに書き込む線路の配置図を書いてみました。

プランは手前が分岐のある中間駅、奥は貨物駅と信号場です。線路はカトーのHO線路を使いますので、ダブルクロスポイントが無い為、駅の機能が完結せず、別に信号場を設けて補完しています。駅は上り下りともに待避線と留置線、機待ち線を設け、左端に貨物扱い側線と機関区への分岐を設けました。 蒸気鉄道時代ですと、各駅停車の貨物列車は必ず入れ換えをして貨車の解結をしていたので、貨物扱い側線は必須です。また、平坦線から勾配区間への分岐駅という設定なので、補機の解結や、機関車の交換が出来るように工夫しました。今の鉄道の貨物は拠点から拠点までの専用列車が中心ですが、蒸気鉄道時代ですと沿線の貨物を集荷して、逆に物資を落として行く停貨と、本線では拠点間の通貨、更に急行貨物など様々な貨物列車が走っており、貨物に対しての興味も尽きません。また小口荷物は荷物車扱いとなり、引越荷物から犬箱まで駅舎からホームへとリアカーや鉄の台車で運ばれていました。蒸気鉄道時代の雰囲気の全てをレイアウトに入れ込む事は難しくても、鉄道の運送業としての役割だけは最低限感じさせるべく、取組を進めていきます。

これは今年の春に解体したレイアウトのコントロールボードです。中間駅ふたつにスイッチバックの信号場、終端駅ひとつ、分岐の信号場ひとつを入れ込みました。結果は、大きくなり過ぎて列車が遠くなり、眺めるためについて歩くのも辛いと言う事で全て撤去いたしました。ゆるっと楽しむにはサイズは欲張らない方が良い事が身に沁みました。

大き過ぎると列車が遠くなりすぎると言うのがよく分かる画像です。駅の端に留置されている機関車はD51、壁際の信号場に待機しているのはキューロクかなぁ?なんて事になり、配線だけでも半年以上かかったのに、残念な結果になりました。

レイアウト小屋は使わないガレージに床と壁、天井を日曜大工で仕上げたものです。合板を50枚以上使いましたが、作業は楽しかったですね。コロナで材木が値上げになった今では、もう出来ない工事かもしれません。天井はジプトーンを打付け、断熱したのでガレージ改装にしては快適になっています。

カトーのサウンドボックスに繋いで、汽笛やドラフト、シリンダドレインの轟音を再生する装置です。カラオケ用のヤマハ製ミキサーアンプとビクター製メインアンプ、古い山水のプリアンプと言う構成です。カラオケ器具は丈夫で大音量で、リサイクルショップ等でたいへん安く手に入りますから、耳をつんざく蒸気機関車の雄叫びを追体験したい方は是非使ってみて下さい。