お安く気軽にゆるっと16番

HOや16番の金属工作を最小限の工具と労力でゆるっと楽しんでいます。皆さんも是非やってみて下さい。

宮沢C58テンダーをゆるっと加工しています。その3

ちゃっちゃと完成の予定が、なかなかどうして終わりません!

フロント周りに水量計?、ブレーキハンドル、給水コック、検水コック?を追加しました。デッキ板を追加していたので、このへんは楽に進みました。水量計はL型に曲げた06に帯金の割りピン2箇所で取付け。ブレーキハンドルはエッチング抜きのパーツに2ミリ角線を貫通させて取付け。縦のシャフトも角線とデッキ板を貫通させてあります。給水コックは2ミリのパイプに虫ピンのハンドル、給水管は1ミリ。検水コックは帯金の割りピンで取付け、上を少々曲げただけのお気楽細工です。なんとなくテンダーっぽくなったと自画自賛。先に進むことにします。

さて〜、後部を仕上げれば残りは配管だけだ!と勇んで取り掛かりましたが、これまたパーツを追加しないと形になりません。とりあえず面倒臭いステップを05から切り出しました。細いパーツの切り出しは05番の糸鋸を使っています。逆に07以上の厚板には0番を使いますので、弓は3張りを作業台下にぶら下げて、さっと取り出します。糸鋸の弓は、廃業した仙台市のつばさ模型さんで700円で買ったものを愛用しています。工具から工作のアドバイスまで、親切に教えていただきましたが、金属加工を始める方が少ないのは、失敗した時にアドバイスしてくれる模型屋さんが無くなったのも大きいかもしれません。

ステップを付けてみたところです。ステップの上部はテンダー本体の固定金具兼用としてボルトの表現を打ち出しました。機関士側のステップは中間に真鍮線の中間ステップが付くので、切り出す前に04の穴を開けてあります。助士側には暖房ホースが付きますが、細工は明日のお楽しみです。カツミシュパーブラインのテンダーならひと晩で追加加工出来ますが、宮沢は、C58にかぎらず、加工に手間暇がかかります。長く楽しめるから、お買い得?かもしれませんね~。