お安く気軽にゆるっと16番

HOや16番の金属工作を最小限の工具と労力でゆるっと楽しんでいます。皆さんも是非やってみて下さい。

コントロールボード内部の配線をしました。

台枠下の配線を直ちに結線して導通テストが出来るように?台枠下の作業をしたくないだけなんですが~

先ずはボードにトグルスイッチを取付けます。 8ミリの木工ドリルでカサコソ優しく穴を開けました。トグルスイッチは右倒しで右側のパワーパックからの給電になります。待避線や側線もポイントの切換だけで給電せず、必ずギャップを切ってフィーダーを独立させています。模型は実物の駅に比較して留置線が著しく少ない上に機関車ばかり多いので、ポイントで給電の切換えを行うと、必ず留置した機関車の暴走事故を起こすからです。また、留置した客車の室内灯を灯してみたり、ギャップの前に機関車を止めて、機待ち線の機関車を増結して重連にしたりと、小技が使えるからコントロールボードまでの配線が増えるのは我慢です。

裏面はこんな形です。裸の錫メッキ線が右側のパワーパック、被覆した配線が左となります。3Pのセンターの端子がレールへのフィーダー。コモンレールにしたから3Pトグルですが、ダブルギャップにして両方のレールへと給電するとコントロールボード内の配線もたいへん混み合ってしまいます。コモンレール様々です。被覆配線は本来なら錫メッキ線に絶縁チューブにすべきですが、先代レイアウトの配線に用いたベル線が大量に余っているので、コードストリッパーで被覆をズラシながら配線しました。

フィーダー線を接続用のターミナルに配線しました。驚いたのは、先代のレイアウトから転用したターミナルの配線ラグ板が赤錆ていました。安い部品を求めたのが失敗でした。まさか鉄にメッキのラグ板とは思いませんでした。フィーダー線の色分けには意味はなく、これも先代レイアウトの転用です。久々にペーストを使ってのハンダ付け作業で、普段、車両に使っているフラックスの威力がどれだけ凄いのか再認識しました。鉄道模型を始めた頃は車両にもペーストを使って、失敗の繰り返しでしたから、最初からハンダ付けの手ほどきをしてもらえていたらと残念に思います。ともあれ、これで台枠下の作業をしない理由は無くなりました。弱ったな~。