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HOや16番の金属工作を最小限の工具と労力でゆるっと楽しんでいます。皆さんも是非やってみて下さい。

カツミシュパーブラインC53の改造・お騙し工作!

空気作用管の取付を失敗したC53ですが、何とかやり直しをしないで済むように、お騙し工作を連発しています。真面目な方はやり直すんでしょうが、そこはゆるっと逃げたいローカの心です!?(^^ゞ

ディテール追加で、出来の悪いドレン用の空気作用管を目立たなくする、お騙しゆるっと工作作戦を発動しました〜。

まずは左右の砂箱を結ぶ空気作用管を取付けます。両側の砂箱に燐青銅03線を突っ込みました。

空気作用管とエアー配管にそれぞれ取付の割りピンを取付けます。作用管には03の真鍮線、エアー配管には02✕05の帯金を使用しました。

続いて安全弁の取付座金を02✕3の帯金から製作します。安全弁の両側にリベットを打ち出しました。リベット打ち出し機はホームセンターの金具とボルトの組合わせ、これでもちゃんと役に立ちます!

小さすぎるオイルポンプ箱には上蓋を追加しました。真鍮屑から整形してハンドルを植え込みます。

砂箱はディテールが足りないので、側面の上の縁にリベット付のウインドシルを貼り付けました。長いままチョンとハンダを流し、位置を決めてから、カットして取付ました。

妻板への穴あけなど、ドリルを直角に当てられない場合は、御覧のような端材の端に穴を開けたガイドを妻板にあてがって開けています。ガイドは使えば馬鹿穴になりますから、先端を切り詰めて使用しています。

動力逆転機には、上から入る空気作用管の他に、作用レバーに手動の補助逆転棒を追加しました。これは高速運転中に微細なバルブ調整に使ったようです。放熱管には放熱管支えの斜めの補強を追加、この角度なら、シリンダードレンの空気作用管の乱れは気にならないように思います。(^^ゞ

安全弁の後にあった汽笛は撤去してスチームドームに移し、長い汽笛の引き棒をボイラー上部のアクセントにしようと考えています。失敗して、投げ出したら勿体ないですから、ゆるっとお騙し工作で完成を目指します。

カツミシュパーブラインC53はシュパーブラインの中でも特に作りの良い製品です。50年前に販売したカツミ模型は凄いですね~。(^^)b