お安く気軽にゆるっと16番

HOや16番の金属工作を最小限の工具と労力でゆるっと楽しんでいます。皆さんも是非やってみて下さい。

トビー製6200の修復・テンダー風除け板の製作

フェイスブックでビグボーイに風除けカーテンを取付ける話題で盛り上がったのに刺激されて、風除け板を製作しました。実物でも北国や雪国では装備されていました。取付けて見ると、全体が重厚な雰囲気になり、生き残り古典機の風格が増すように感じました。8620やC56にも取り付け例があります。

本体は03真鍮板から切り出しました、刃はスーパーパイクの5・0番です。薄板を切るにはたいへんスムーズで、角でも回しやすく、休み穴は1箇所で充分でした。(^^)!。

縁取りは2ミリ幅、03厚の帯金を使用、先ずは上の縁にハンダ付けして、折り曲げ位置の内側をデザインナイフで切り込み、曲げました。

カツミ扱いのベークライト板の上で押し付けてハンダ付けしました。

後ろ面が寂しいので、リベット付きのウインドシルを貼り付けました。ネルソンは新製時は沈頭式のリベット組で、表面にリベットは出ていませんが、過熱式改造は昭和初期ですから、改造箇所にはリベットがあったはず、と考えました。もうこのあたりは自由型の発想です。(^^ゞ。

テンダーの前妻板にイモ付では弱いので、前妻の端に1ミリ出して、2ミリ幅のウインドシルを貼り付け、ハンダしろとしました。

テンダー床には、覗き趣味を満足させるためにブレーキハンドルを立てました。06真鍮線の端をつぶして04の穴を開け、グルグル回すハンドルを取り付け、根本には1,2の真鍮パイプを通しています。

未加工のテンダーと並べると、ご覧の通り、生き残り感が満載となります。(^^)!。

覗くとブレーキハンドルが効いています。狙い通りです!(^^)!。

本日の工作の飛躍的改善方法はこれ!

床板に敷いたゴム板です‥厚さは2ミリ程度ですが、パーツを落とした際に見つかる確率は著しく改善します。奥には古い照明スタンドを置いて、迷子探し対策を強化しています。