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HOや16番の金属工作を最小限の工具と労力でゆるっと楽しんでいます。皆さんも是非やってみて下さい。

宮沢模型D50の修復・ゆるっと空気作用管

D50型は、新製当初から空気制動は装備していましたが、給水温め器は積替えたり、またライトも油灯だったようで、C51ほどでは無いにせよ、装備品の取付具合はまちまちで、非常に楽しめる機関車です。

C51と同様に助士席側は竿竹屋さん風です。これに比べ、機関士側は少しさみしいので空気作用管を取付けました。もちろん、お気楽かんたん仕様です。(^^ゞ

作用管の取付金具用に06の穴をハンドレールの上側に2列開けました。

作用管は02燐青銅線、取付金具は03厚05幅の洋銀帯金です。先ずは煙突後ろに巻いたドレン配管に2本を配管しました。

サンドボックスまわりに巻き付けた銅線に、砂巻き配管を取付け、ドレンからの2本とまとめて4本をキャブに引き込みました。

画像では見えませんが作用管のキャブ引込穴は、06を2箇所開けてあり、上が砂撒き装置用、下をドレンと振り分けました。

ようやくコンプレッサーへの吸気管が付けられました。逆転棒とハシゴも取付け、キャブ下を這うエアー配管を付けました。

コンプレッサーのチリコシは3ミリ丸棒からドリルレースで製作、コンプレッサー配管だけでは強度が無いので、ランボードから割りピンで吊り下げるようにしました。

 

火室には火格子の表現が無いので05から凹型の部品を切り出し、追加しました。

ランボード下のエアー配管は、ランボード縁の表現が1ミリ角線に交換されていましたので、角線に06の穴を開けて、?形に曲げた帯金で吊りました。エアータンク部は、穴を開けられないので、エアータンクの帯に配管をイモ付けして固定し、C字形の帯金を巻いて吊り金具を表現しました。

パイピングに飽きてきたので、砂箱の蓋の開閉金具を付けました。中心に04の穴を開け、08幅の帯金を通し、ドーム側の止め金は05幅の帯金としました。

キャブ屋根には✕印の補強リブ付きのベンチレーターを追加しました。今回の✕印はC51で06を使いゴツ過ぎたので、04✕印としてあります。

 修復にかかる前にパーツを切り出して、一気に組み上げる筈が、組むうちに次々に新製するパーツが出て来てナカナカ組み上がりませんが、宮沢模型製品独特の雰囲気だけは消せたかなぁと思います。(^^ゞ。