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HOや16番の金属工作を最小限の工具と労力でゆるっと楽しんでいます。皆さんも是非やってみて下さい。

トビー6200の修復・補重!

Bトレのブログを読んでウエイトの積込みの重要性を再認識したので、隙間にウエイトを積み込みました。(^^)b。

ギアボックスの両サイドに1,5ミリ厚の真鍮板を差し込み、第2動輪のシャフトの上の空間にも厚板のチャンネルと鉛板を積みました。

ヨンヨンレイの軸配置では、先台車が無い状態で、第2動輪が浮き上がるくらいのバランスが良く走ります。 つまりは第1動輪から後ろのスペースには、ウエイトを乗せられるだけ乗せ、車体後半の目方を稼げば、第1動輪前にも補重できることに気が付きました。(^^ゞ。

右下のチャンネルは第2動輪のシャフトを避けて、フレーム内部に落とし込み、上に鉛の小片を乗せます。鉛はガソリンスタンドでホイールバランスを取るための鉛板の廃品を貰ってきました。金槌で叩いて整形、彫り込みはルーターです。 左の真鍮板は切屑から拾い出し、寸足らずの箇所は継ぎ足しをしたもの。

続いて、サンドドームを丸棒から荒削りしました、スチームドームよりキャップ分高め、寸胴型に作ります。

センターをえぐってスソの整形を楽にし、センターに2ミリの穴を貫通させます。

2ミリの長ビスとナットで締めつけ、ビスをドリルに咥えてトップの曲面を整えました。

裾には02から大まかに切ったスカートにネジを切り、サンドドームの頭からネジで締めて固定してハンダを流しました。

次に煙室の延長です、ボイラーと同寸の銅パイプを輪切にして、煙室に嵌め込みます。前面が傾斜した煙室は垂直にまでヤスって整形しておきました。

3ミリ幅の帯金を銅パイプの外に巻き付けて煙室を延長し、自作した煙室扉を付けてみました。煙突の前に突き出た煙室でスピード感が増すと思います。

煙室扉のパーツを切り出したところです。ハッチは08、前板は05、嵌め込み部分は1ミリ厚です。鋸の弓は深いタイプで角度を変えやすい物を使います。閉店した仙台のつばさ模型店で800円で買ったものです。ただ張りの微調整が出来ないので、4・0番以下の細い刃を使うのは難しいです。

扉は2ミリビスを軸にして、ドリルレースで円周を成型した後、左の木筒に乗せ、ドライバーの柄の曲面を利用して、叩き出しました。

裏板と前板を重ね、扉には2ミリのネジを切って、裏側からネジで固定しました。ネジのセンターにはハンドルように06の穴を掘ります。

扉の蝶番はシャフトが貫通したタイプなので、先ずは割りピンでシャフトを取付けました。

ハッチに貼り付ける帯金はリベット付きのウインドシルを利用、ハンドレールノブはニワ模型の挽き物です。これは足が06でしたから、ピッタリの穴を開けることで容易に取り付けられました。 センターの舵輪型ハンドルはエコーモデル製品、素晴らしく繊細なロストパーツで、見栄えが良くなりました。(^^)!