お安く気軽にゆるっと16番

HOや16番の金属工作を最小限の工具と労力でゆるっと楽しんでいます。皆さんも是非やってみて下さい。

珊瑚2120の修復・ゆるっと空気制動。(^^)!

出来は悪くても、加工が進むのは楽しいもの、これも平和であってこそと、心から平和を祈念します。

同形式が並ぶと、蒸気鉄道の全盛期のイメージがふつふつと湧いて来ます。日露戦争に向けての輸送力強化で導入されたB6は、改造を重ねながら、太平洋戦争後まで生き残りました。我が鉄道では、入換と区間の軽列車を担当の予定です。

ランボード下のエアー配管の吊り金具は、作業時間短縮の為、ランボードに穴を開けず、直接イモ付してしまいました。長いまま帯金を定位置にハンダ付けして、寸法に切り、曲げ加工をしています。

前作で形態が揃わなかったブレーキシリンダーは、2個連続でケガき、地道にドリルレースしました。プロクソンの玩具の木工旋盤を使用。バイトはヤスリです。(^^ゞ。

ブレーキシリンダーの取付金具を取り付ける板は08板から切り出しました。動輪押さえ板の後方に伸びます。

ブレーキシリンダーと取付金具と、フレーム下の状態。動輪押さえ板へは1、4ビスでネジ止めです。

ブレーキ梃子の取付は金具に直接ハンダ付けです。ブレーキシリンダーにも取付を容易にするために06線の足を植え込んで位置出しをしています。

組付けました。従輪の前の空間が埋まり充実した足回りになります。

フロントビームに付くステップは05板から切り出しました。先ずは足の部分を切ります。

次に足のせ台?部分を切込み、最後に左端を切り込んでバラバラにします。鋸刃は5・0番でノンビリ切りました。

曲げは万力に挟んで、金槌でコツン程度、叩きました。ステップ部分は、下側の角をヤスリで触って、厚さを薄く見せています。

助士側のフロントデッキには、大型のオイルポンプ箱を乗せました。5ミリ角材から本体を切出し、上蓋、前蓋を貼付け、 前蓋には取手を付けました。オイルポンプの駆動ロッドは、フレーム内側の弁装置から来ているものと思われます、このタイプは北海道の専用線に居たB6に実例があります。

コンプレッサーからの配管が見所ですが、この機関車では、チリコシが正面左に置かれ、配管が煙室扉の前を通るのが特徴です。後は灯火関係ですが、ヘッドライトを何とか点灯させたいと考えています。(^^)?。