背が高く豪快な流改テンダーですが、フロントの前妻はシンプルです。しかし炭庫の前部分はボリュームたっぷり。
足回りが決まらないと、上下の組み合わせが分からないので、先ずはボルスターと縦梁を取付けました。縦梁はKDカプラーのポケット部分を糸鋸で欠き取りました。
エンドビームを取付けました。ベークライト板が汚れ過ぎですね、(^^ゞ。
側枠も同様にハンダ付けしました。
上回りと組んでみました。ボルスターの両端は曲げ、カプラー取付け穴にもネジを切りました。
炭庫の前部のパーツを切り出します。左から炭庫前部底板、炭庫の前板、炭庫の上部の石炭取り出し枠、枠に収まる石炭シャッター?、石炭取出し口、機関士側の物入れ、物入れの蓋、テンダー前妻下部の検水コック取付板です。
検水コック取付板のように端を少しだけ曲げるパーツは、画像のように叩き曲げしてから寸法に切ります。
主なパーツを取付ました。一風変わった流改らしい構成になりました。石炭取り出し口は密閉キャブなので、少し長めにしてあります。長すぎたかな?(^^ゞ。
テンダー側板の縁取りは06幅の帯金をハンダ付けしました。まだ、炭庫の底板はありません。作るか標準テンダーで我慢するか、迷いましたが、前後の妻板と側板から組み上げるタイプは初めて作りましたから、良い経験になったと思います。