お安く気軽にゆるっと16番

HOや16番の金属工作を最小限の工具と労力でゆるっと楽しんでいます。皆さんも是非やってみて下さい。

C55流改テンダー・ゆるっとテンダー台車端梁

レイアウトを手直ししたりで、工作台に向う時間が取れず、さっぱり進みませんが、テンダー台車に端梁を取り付けました。これは、取付けは面倒ですが、テンダー後部の見栄えを劇的に改善するので、やらざるを得ない加工です。

端梁そのものは、どこぞのメーカーのプレス抜きパーツをヤクオフで落札したものです。キレイに揃った小孔を並べるのは難しいので、右の取付け腕だけを08から切りましたが、これは05を使うべきでした。真鍮板を仕入れなくてはいけませんね、(^^ゞ。

ハンダ付けは保持さえしっかりしていれば容易です、ベークライト板とアルミスペーサーを組み合わせ、何とか形にしました。

テンダー車体の後部には、解放テコを割りピンで取付けました。底抜けテンダーで上蓋が外せるから、細工は楽チンです。テコのアームは04の洋銀線を使用。グニャグニャしないので、解放テコには向いている素材です。

ステップは05端材から切出しました。左は2段目の線材のステップを植える穴を04で開けてから切出しました。この切り出しにはスーパーパイクの5・0番の鋸刃を使いましたが、前回使用し、鋸に張ったままにしていた鋸刃が、真ん中で切れていました。スーパーパイク5・0番については、使用後は張りを緩めた方が良いです。(^^ゞ。切れ止むまで使わないと勿体ないので。

以前加工した宮沢D50テンダーです。テンダー後ろ妻板の加工だけでなく、テンダー台車端梁の効果がはっきりと分かります。今回は、テンダー台車が真鍮ドロップ製でしたから、側枠に直接ハンダ付けでも良かったかもしれません。枕梁から取付け腕を伸ばす方法であれば、ダイカスト台車にも付けられるのでわるくない取付け方です。