お安く気軽にゆるっと16番

HOや16番の金属工作を最小限の工具と労力でゆるっと楽しんでいます。皆さんも是非やってみて下さい。

トビー製4030・ゆるっとモーター換装

取付けてあった中華モーターが、ショートして動かなくなり、ストックの中から缶モーターを探し、取り付けました。

探し出したモーターと以前自作した取付ベースです。ベースはなんと1,5ミリ厚です。昔はファイトがあったのか、酔っ払ってガシガシ切りたかったのか?。今なら08厚で作ります。(^^ゞ。動輪のフランジに当たる部分をヤスリで削ってあります。

モーターはオシャカにするとストックがないので、ケースの穴をビニールテープで塞ぎました。このあと全体をチリ紙で包んでシャフトを切りました。

シャフトの切断にはルーターにカッティングディスクを取付け、モーターのシャフトを万力に咥えて切断しました。このディスクはこじると忽ち割れて飛び散りますから慎重に作業しました。(^^ゞ。

ブレーキシリンダーの間の2ミリビスで咬み合わせを調整して、シャリシャリ回ることを確認。回った!回った!と喜びました。

続いて集電ブラシを作りました。絶縁ブロックはタミヤの5ミリプラ角棒。1ミリビスを植えたスリットに右の燐青銅03厚の帯金を差し込み、帯金から生やした集電ヒゲでタイヤを擦る昔ながらの方法です。ヒゲは02です。D51クラスの大型機でも缶モーターなら02で問題なく走ります。耐久性は?ですが、あまり走らせないので、(^^ゞ。

取り付けました。ガイドヨークと帯金の間は1ミリくらいの空間しかありません。ガイドヨークは塗装の際にエポキシでコーティングするつもりです。

レールに通電して走行テストを行いました。ここまで来ると本当にホッとします。この機関車は友人からの戴き物ですが、ジャンク品を安く買う場合、ほとんどが不動ですし、このトビーの場合にはウォームホイールが少し摩耗していたので、キチンと走るだけで嬉しいです。ウォームホイールにはイモンさん推奨のグリスを塗布しました。レイアウトでの運用は3台あるB6と共通として過走行は避けるつもりですが、16番鉄道模型はレイアウトで列車運転や入換など、鉄道らしい運転をするのが16番本来の姿だと思うので、スムーズな走りはジャンク再生の原点と考えております。(^^)!。