お安く気軽にゆるっと16番

HOや16番の金属工作を最小限の工具と労力でゆるっと楽しんでいます。皆さんも是非やってみて下さい。

トビー4030空気制動改装・ゆるっとキャブドア。

実物には無かったであろう、キャブドアを付けてしまいました。ステップで参考にした北海道のボールドウィンに木製ドアが付いていたので、九州ならドア無しも良かろうが、東北の我が鉄道では、乗務員が辛かろうとの発想です。(^^ゞ。この数日は寒く降雪もありましたから付けましたが、夏場に加工していたら、果たしてどうだったか?。

キャブドアの前に、コロンと落ちてしまったスライドバーを修復しました。というのは、スライドバーが根本から折れたからです。1ミリ角の洋銀角棒は無かったので、1ミリ厚からスライドバーを切出しましたが、こんなトラブルが付きものなのが不動!です。おそらく、クロスヘッドとクランクピンの干渉に気づかずにモーターで無理やり回した結果、スライドバーの根本が金属疲労したのだと思います。蒸気機関車はモーター積込み前の転がりテストが本当に大切です。

キャブドアは03の真鍮屑から切出し、キャブにあてがって塩梅を見ながらヤスリ修正しました。スチールのゴツいキャブに木製ドアは対比が面白く、迷わず木製としました。(^^ゞ。

ドアがテカっているのは、ハンダが流れ過ぎてキサゲでコリコリ削っだ結果です。これなら東北の冬でも大丈夫じゃないでしょうか?

この後、キャブからサイドタンクに沿って走るエアー配管をして本日は終了です。ステップからキャブの木製ドアは、北海道で走ったボールドウィンのCタンクを手本にしましたが、実物の作りを参考にしたからこそ、2本足のステップも木製ドアも作れたわけで、実物の観察は大切だなぁと改めて感じました。蒸気機関車は面白いです。(^^)!。