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HOや16番の金属工作を最小限の工具と労力でゆるっと楽しんでいます。皆さんも是非やってみて下さい。

宮沢C58の改造・ブレーキシュー

シリンダーが解決したのでブレーキシューに進みました。あると無いとでは大違いなので

宮沢模型ベースを余り感じさせない雰囲気になって来ました。

軸箱無しフレームなので、取付板を動輪押さえ板から浮かすスペーサーを1・5ミリから切出しました。ブレーキ取付板は08です。これ以下の厚さでは、ネジ山が直ぐに馬鹿になります。

スペーサーを動輪押さえ板にハンダ付け。ブレーキ取付板は、第3動輪の車軸付近のスペーサーにネジを切って取付けます。

下回りを仮組みしました。先台車が貧弱で、前から見ると先輪の車軸が見えるのも興ざめですので、先台車もシュパーブライン風味に改造します。

先ずは車軸のカバー?を本体上部に、車軸押え板には排障器を取り付けました。カバーは05を折曲げ、排障器の取付腕?は08をコの字に切欠きました。

続いてイコライザーを03から切出しました。排障器は実物はフレームに取付られていますが、フロントビームまわりは、ステップなどを付けなくてはならないので、先台車に取付ます。簡単に作るためのゆるっと発想です。イコライザーについては、03ではペナペナで加工しづらく、04以上を使うべきでした。

組み立てた先台車を未加工と並べたところ。宮沢模型C58は加工の楽しみが多い事がお分かり頂けるかと思います。先台車の車軸押え板は、2回バラしたらネジ山をナメてしまいましたので、ナットで止めてあります。続いてドローバーの取付です。

ダイカストフレーム本体は触りたくないので、オリジナルのエンドビームの両端をカットして、上回りに取付けたエンドビームに差し込む差し板を04から作り、ハンダ付けしたのが右の部品です。オリジナルのエンドビームはドローバーを絶縁してフレームに取付ける為だけに活用します。

ドローバーを取付け、差し板をはめ込んだところです。差し板はキャブの床と、上回り側のエンドビームとの隙間にピッタリ入っています。これでシリンダー部分のネジ1本だけで上回りを外せる構造になりました。

 何日もジャンク品をいじり回して、出たとこ勝負であれこれ考え、少しずつでも出来上がって来るのは楽しいですよ~。皆さんも是非、始めてみてください。なんとかなれ〜で、なんとかなりますから。(^^)v