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HOや16番の金属工作を最小限の工具と労力でゆるっと楽しんでいます。皆さんも是非やってみて下さい。

鉄道省7270の製作・ゆるっとブレーキ梃子

走った儘、止まらないのでは困りますから、ブレーキ梃子を付けました。エアーブレーキ装備を強調するかのようなディテールです。

先ずは梃子受けから、これは動輪押さえ板に1ミリビスで止めます。手前がビス穴、奥の穴は真鍮線を通すズレ止です。

梃子はエアーブレーキが2本、右の長い物はハンドブレーキ用の梃子です。

よせば良いのに梃子にブレーキロッドをつなぐ金具を付けました。梃子の先に帯金を貼り付け、04真鍮線を通してボルトを表現しました。

梃子受けに梃子を付けました。こんな物が動輪押さえ板にハンダ付けされているのは、壊すに決まっているので、ネジ止にしたのです。(^^ゞ。

単式コンプレッサーを探していたら、挽き物のブレーキシリンダーをひとつ見つけたので、ドリルレースでコピーしました。あんまり似ていませんが、どうせ両側を同時に見ないんだしと、ゆるっと合格です。(^^ゞ。

シリンダーにプッシュロッドをハンダ付け、これを05板をL字に曲げたシリンダー取付板にハンダ付けして、こちらは上回りに付けます。

上回りへの取付状態です。L字の金具の間にフレームが嵌まり込む構造にしました。

ブレーキシリンダーからのプッシュロッドが梃子の内側に収まるように調整して、ブレーキの完成です。とかくキャブ下はゴチャついているのが蒸気機関車ですが、古典機のキャブ下については、ブレーキ梃子は外せないディテールです。

ハンドブレーキからのロッドが付いておらず、ハンドブレーキの梃子が宙ブラリンです。これはキャブ下の配管をしながら、簡単に壊れない取り付け方を考えましょう。(^^)。