お安く気軽にゆるっと16番

HOや16番の金属工作を最小限の工具と労力でゆるっと楽しんでいます。皆さんも是非やってみて下さい。

鉄道省7270の製作・進まない夜もある。

ここに来て足踏みが続いていますが、ちっとも進まないな〜と腐らずに工作台に向かうしかありません。別に納期があるわけじゃなし、気楽なものさ~と開き直ります。(^^ゞ。

本体の配管前に取り出したパーツがこれ!。宮沢C58から外したコンプレッサーと発電機。発電機は小さく削り直し、左のエの字型の台に1ミリビスで止め、台をボイラーにハンダ付けします。

発電機を取付ました。参考にした実物はグチャグチャ配管されていましたが、なるべく格好良く見えるように整理して配管しています。発電機の排気管にマフラーを付け、キャブ屋根にまで引き回すのは、我が鉄道の標準です。実物は多分、発電機から直接マフラーを立ち上げていると思いますが、そんな壊れやすい取付け方では、気楽に走らせたり、持ち出したり出来ませんから、このようにしています。

宮沢製のコンプレッサーは頭が真っ平らなので、1ミリ線を真ん中に、1ミリの左右両側に06線を植込みました。ロストパーツがイモンさんで欠品しているので、手持ちの挽き物のパーツ加工でしのぐため、仕方のない追加です。

コンプレッサーには裏側に取付板を1ミリビスでネジ止めし、コンプレッサー本体と板の間に1ミリパイプを2本挟んで、配管の接続口にしました。

頭に真鍮線を植え込んだので、挽き物そのものよりは見栄えは良くなりました。ただ、次の問題が生じました。チリコシをドリルレースで作り、あらかじめハンダ付けして、煙突が仮の物を付けていたのに気付きました。ブルックスは煙突が細く、チムニーキャップも申し訳程度の小さい物です。仮の物では太過ぎるしキャップも大き過ぎるのです。 コンプレッサーからの排気は煙突後ろにひょろ長く立つので、煙突をなんとかしないと、(^^ゞ。

奥が仮の物、手前が新規に製作中の煙突です。煙突は5ミリパイプに6ミリパイプを重ねてチムニーキャップとスカートのヒンジにして、煙突そのものも直径4,5ミリまで削りました。チムニーキャップは小さいながら、キリッとした形なのですが、削り出しの技術不足で、だらしない印象になってしまいました。この先、どう加工するか、また考えます。(^^)。