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HOや16番の金属工作を最小限の工具と労力でゆるっと楽しんでいます。皆さんも是非やってみて下さい。

7850空制改造機の製作・ようやくエアー配管が始まりました〜。

うねる放熱管の取り付けに入る前に、下準備の配管を行いました。助士側サイドタンクを2本走るエアー配管などなどです。放熱管を取り付けると、壊れやすいので、取付は最終作業としました。

まずは発電機ですが、カツミ製の挽き物を使い切ってしまい、ロストパーツ出はC59用しか手持ちがなく、なんと宮沢C58の部品を削り直して使いました。 タービンハウジングをそれらしく角を落とすと、形態は改善?されたような、(^^ゞ、取付台は05板をコの字に曲げて、真ん中に取付足用の穴を開けました。この足をボイラーまで貫通させて位置出しをします。

発電機の取付状態です。排気管にマフラーを固定するのを忘れていますね、(^^ゞ。サイドタンクのエアー配管には06幅の帯金をBの字に曲げたステーを2箇所に付けました。

 実物写真では発電機の装備は見ていませんが、僕の鉄道では小運転で本線上も走らせますから、前照灯は必須の装備です。

コンプレッサーはニワ製の立派なパーツです。これが手持ちの最後です。ロストパーツは高いので、また買わなくてはと頭が痛いです、(^^ゞ。コンプレッサーは配管の取付穴を06ドリルで彫り込んでから、チリコシとエアーの配管だけは済ませて、本体に取付ます。チリコシ配管は画像の右から、エアー配管は左から出るので、こんな知恵の輪みたいな取り回しを、後から配管するのは僕には無理ですので、(^^ゞ。

コンプレッサー取り付け前に、フロントデッキ上にエアーホースに向かう配管を付けました。ガランとしたフロントデッキにアクセントになります。 コンプレッサーの排気には、丼ぶり鉢風のマフラーを付けました。大正から昭和初期の空制改造機では、実に様々なマフラーが使われていて、丼ぶり鉢は是非やってみたい部品でした。4ミリ丸棒から削り出し、足は06、排気管は08と変化を付けてあります。どことなく漫画的なこの機関車には似合うのでは?とニヤニヤ、(^^ゞ。

さぁ、後はエアータンクと放熱管だ!と言う所まで来ました。発電機や丼ぶり鉢風のマフラーなど、丸棒や厚物に1ミリ以下の穴を開ける際は、1秒彫り込んで2秒以上休む感じで、少しずつ穴を開けました。切削油は無酸ペーストを回転させたドリルで掬って使っていますが、連続させて回すと、発熱でドリル刃が切れやんだり、悪くすると先端を折り込んでしまうからです。高いドリル刃は折れるわ、パーツは作り直しだわ、ガッカリしますので、ドリル刃や糸鋸刃は折らない作業を心掛けると、途中放棄しないで進める事が出来ます。(^^)!。