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宮沢模型C58改造・煙室扉作成

上回りで残っていたフロントまわりを仕上げました。

先ずはフロントまわりに取付ける部品を作ります。標識灯は2ミリパイプと真鍮釘の組合せ、ヘッドライトは5ミリパイプ、ヘッドライトの台は05板から切出しました。

標識灯の足は09真鍮線を叩いて板にしました、鍛造で剛性を出します。

ハンダで組んでから、足の先を08の取り付け穴に合わせてヤスリ整形しました。標識灯のハンドルは02燐青銅線、空気作用管の端材です。

作ってあった煙室扉とパイプを整形したヘッドライト、03燐青銅線、ハンドレールノブ。ハンドレールノブは挽物パーツが入手困難で、どうしたものかと悩んでいます。

ヘッドライトのパイプには06ドリルを貫通させ、片側には1ミリのネジを切り、反対は放熱ダクトを付けます。

小物の固定には逆ピンセットが活躍。万力と共に第3の手になっています。

ハンドレールノブを付けるにも、ハンドレールの先は長く伸ばし放熱クリップで押え、ハンドレールノブの間のハンドレールは逆ピンセットでジワッと押え、ノブの足を煙室扉の裏からハンダ付けしました。 扉のヒンジは02厚の帯金です。ヒンジは最初にヒンジの蝶番部分を付ければ、ズレずに付けられます。蝶番の芯部分は06真鍮線をL型に曲げ、扉の外枠に穴を開けてハンダ付けしました。

宮沢オリジナルの煙室扉を生かして加工した旧作と並べて見ると、全く違う形式に見えます。小顔への改造は正解でした。

 未加工と並べて見ました。ベンチレーターにはスライド蓋を貼り重ね、屋根の後端には水撒き管を追加しています。

 今回使用のロストパーツは、煙室ハンドル、汽笛、砂箱蓋、砂撒管元栓だけが新品でコンプレッサー、給水ポンプ、ATS発電機などは中古パーツです。 楽しく遊んで、不要になったとしても、求めた時以上の価格で売れます! やっぱり鉄道模型は、趣味界の王様ですね~。(^^)v