お安く気軽にゆるっと16番

HOや16番の金属工作を最小限の工具と労力でゆるっと楽しんでいます。皆さんも是非やってみて下さい。

カツミSLシリーズの改造・給水温め器を作る。

サンドドームさえ出来れば、後は楽勝と思っていましたが、いやはや楽しみの多い機関車です。

今夜はここまで! 給水の配管の途中で終了しました。

先ずは使えそうな部品の確認です。煙室扉はC55。温め器は珊瑚の初期製品。しめて240円なり!?

最初に煙突の取付ボルトを植込みます。位置をケガイたら、ピンバイスで少し揉んでからミニドリルで穴を開けました。

煙突上部に継ぎ足しを取付。03厚、2ミリ弱の帯金。谷川模型のスハ32のウインドシルを丸めました。

温め器への穴開けはまたもやプロクソンのヤンキーバイスを使用。足を取付ける切込みは0番の糸鋸です。ミニバイスはなかなか便利に使えます。

温め器はボイラー内から1ミリビスで取付する事にして、ボイラー下からドライバーを通す穴を開けます。これも1ミリ、2ミリ、3ミリと段階的に開け、ボイラーをドリルで突き上げない用に、ボイラー内に百均のステンレススケールを差し込んでから開けました。

配管の穴を開け、足を取付けたところです。このあたりは丸棒加工よりパイプは断然楽でした。

先ずはビス止めして、平行直角を確かめてからハンダ付け。1ミリビスだけの固定では、配管の最中に必ず狂います。かといって2ミリビスのでかい穴をボイラーに開けたくないので、固定はハンダと併用です。

温め器の両サイドの蓋をハンダ付けして、C55の煙室扉をはめ込んでみました。悪くないな~とニコニコ。(^^)b

C51はボイラーサイドに逆止め弁、ランボードからシリンダー排気の調整弁が立ち上がります。ニワ製品の立派なパーツも手持ちにあるのですが、シュパーブラインD51から外した挽物のダルマのようなエルボが余っているので、流用します。ハンドルに見立てた虫ピンを差し込む05穴を先端に、ダルマの中心には1ミリの穴を開けました。右のリングは2ミリのパイプから切り出した、配管のフランジと管継です。

ボイラーサイドにダルマ転用の逆止め弁を取付。給水ポンプからの配管と、逆止め弁までの配管だけ終えました。この上に給水ポンプからの排気管が乗るので、機関助士側はさながら竿竹売りの様相です。C51の配管は、知恵の輪ですね~。