もっとも苦手な、太物のドリルレースを先にやってしまい、後は楽しく進めようという、ゆるっとした魂胆で開始!
まずは前回加工したC51と未加工を並べて、改造の要点を整理しました。サンドドームだけは新製してすげ替えないと、あとから後悔しそうです。
12ミリの真鍮丸棒を万力にくわえ、大ヤスリで端面の水平を出します。
続いて、電動インパクトドライバーに特大ドリルチャックをかまし、大ヤスリで端面を大まかに整形しました。こんなんで良いの?ですが、なんとかなれ〜!
長さで切り取る際のケガキには、安物の樹脂製パイプカッターを使います。ゆるっと工作の連続ですね〜。
万力にくわえて、0番の糸鋸で寸法に切出した丸棒の端面を、ヤンキーバイスで保持して平滑に大ヤスリで整形。細目ヤスリですが、大ヤスリは良く切れますから、力を加減します。丸棒の糸鋸での切断も力を入れると摩擦熱で鋸歯が舐めてしまい切れヤミます。弓の重さで切り進む、丸棒を回しながら休み休み切れば、鋸歯が長持ちします。
端面を処理したドーム下側に穴を掘ります。センターポンチを打ち、1ミリ、2ミリ、3ミリ、6ミリと穴をドリルで広げ、深さは7ミリまで掘りました。
ドームの上側もセンターポンチを打ち、2ミリの穴を貫通させて、2ミリビスとナットでの締付け、ドーム頭の仕上げ整形をドリルレースで行います。今回はプロクソンのミニウッドレースを使いました。バイトには目立てヤスリを使用。少しずつ仕上げます。
コマみたいに仕上がりました! C51のサンドドームは、上面が浅い円錐状で肩のRがキツイですから、どろんと丸く海坊主でなければ良しとします。
再びヤンキーバイスに噛ませ、ボイラー接合部を半丸ヤスリで整形しました。これも優しく押しがけを心掛けてサクサク削りました。
さぁどうだ?とボイラーに乗せてみました。裾に03のスカートを入れますから、ちょっと高いですね!、ドーム自体も少し上側を絞った方が良さそうです。 大きい分には、ヤスリ整形が効きますから大丈夫!なんて自分を励ましつつ進めます。(^^);