フロントデッキのミスパーツの新製で渋滞したC53ですが、なんとかデフレクター取付まで漕ぎつけました。
デフレクターの角が斜めにカットされた名鉄デフレクター。これもC53にはよく似合います。
先ずはチャンネルをカットして、傾斜デッキの穴が透けないようにパーツを作りました。このような薄板で変形している素材は、糸鋸の刃を折りやすいので、慎重に切りました。
続いて2段デッキの網目板を切出し、クリップで保持してハンダ付けしました。クリップは市販の物の先端を内側に曲げ、掴みやすく加工してあります。脇にフラックスがありますが、これを裸足の足に垂らしてしまい、気付かずにいたら、痒くなりました。足を見ると立派な水疱が広がっていてビックリ! もう1週間になりますが、今だにカサブタです。当たり前ですが、取扱い注意!ですね。
C53を同型で重連にしたら格好良いだろうと考えてスタイルブックにKDカプラーを合わせてみました。温め器の真ん中を削れば入りそうなので加工を決断しました。
カプラーポケットとエンドビームを切欠き、カプラーを置いてみて、現物合わせでカプラーの台座の寸法を出しました。今回の台座は2ミリ厚板の端材から製作しました。ネジは1,4で、下穴は1,2としました。厚板のネジ切りはタップを折りやすいからです。
名鉄型デフレクターは以前に作った自作パーツに、ステーを最初に付けました。ステーをボイラーに開けた取付穴に差し込んでから、ランボードにデフレクターをハンダ付けすれば少しは楽に付けられます。
取付ました。ハンダ付けがヘタクソですね、(^^ゞ 名鉄デフレクターのC53は以前から欲しい機関車でしたから、ブログ記事用に足回りをイジった事がきっかけで漸く日の目を見ました。
C53のフロントデッキはランボードから外れやすいのでデフレクターを付けておけば少しは安心です。フロントデッキの落し蓋も、良いアクセントになりました。しかしC53は別格に格好良いですね!