お安く気軽にゆるっと16番

HOや16番の金属工作を最小限の工具と労力でゆるっと楽しんでいます。皆さんも是非やってみて下さい。

お安くゆるっと空気作用管を取付ける。

C55流改は丁度去年の今頃に着手した機関車で、流石に最近修復したものに比較して見劣るので追加加工を進めました。

先ずはサンドパイプの元栓がパイプ加工の自作だったものを、マイクロキャストのロストパーツに交換、ここから空気作用管の追加に進む事にしました‥

空気作用管自体は目立たないように、02の燐青銅線を使用、ドームまわりは回しやすい028銅線としました。作用管押えは厚さ03、幅が05の洋白の帯材、KSモデル製品でイモンさんからの仕入れ品です。取付はハンドレールに沿って06の穴を2列開けて、帯金をホチキス針みたいに整形して差し込み、燐青銅線を押さえただけのお手軽工作です。最近の動態保存機はデコレーション過剰で、空気作用管も目立ちますが、蒸気鉄道全盛期では果たして目立ったのかな~?と疑問です。機関区に戻って来る機関車は煤だらけ、動輪から後ろは撒き砂で埃っぽく、更には削ったレールの鉄粉にまみれていたはずで、空気作用管が銅色に輝いているはずは無かろうと思っています。加工を終えたら、キャブに庇が無いのに気づき、あわてて03端材からチョコチョコ作りました、庇は長い方が格好良いよね~と、これまた気楽に寸法を決めました。蒸気機関車は楽しい!