お安く気軽にゆるっと16番

HOや16番の金属工作を最小限の工具と労力でゆるっと楽しんでいます。皆さんも是非やってみて下さい。

C53の改造・空気作用管を試作して失敗しました〜。

C53の空気作用管、今の市販の完成品は梅小路蒸気機関車館の45号機のパターンですが、C53の全盛期は、違う配管だったようです。

加工を始める前にC53のジャンクを並べてみました。安い〜と買い込んだジャンクがあちこちにゴロゴロ。今回は、奥のカツミシュパーブラインC53の途中放棄品を使ってみます。

シリンダーのドレン用の作用管を取付始めたところです。ブログの表題は、かんたん作用管にするか?ゆるっと空気作用管にするかなんて考えてました。甘いな〜、(^^ゞ。

 先ずは、空気作用管の取り回しですが、シリンダーのドレンへの配管はハンドレールの下を走り、右シリンダーの配管だけが、第2缶胴のバンドの前を1本だけ走ってオイルポンプ箱の内側に落ちます。砂箱への配管は、ドレン配管とは別に、ドレン配管の下の位置に2本あり、ボイラーを跨ぐエアー配管の2本目の前の位置を走って右の砂箱に向かいます。分岐は左の砂箱の上あたりです。 更に動力逆転機の配管が2本あり、これは逆転機のシリンダーから2本別々に立ち上がり、コンプレッサーの放熱管あたりでランボード下に引き込まれているようです。 C53型は廃車が決定され、解体待ちになった段階で作用管は全て撤去されています。戦後間もない頃ですから銅管は引き剥がされたものと思います。45号機は復活改修時に新規に設置したので、D51みたいな配管なのだと判断しました。さて〜配管の取回しは分りました、ですが、

ハンドレールの下側にグニャグニャしているのが追加した作用管です。ドレン配管3本が途中で上下の並びが狂ってしまい、こんな状態になりました。まいった〜。作用管取付の割ピンの穴をひとつにした結果です。失敗するとガックリ疲れますね〜、でも続けますよ! (^^)b