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宮沢模型C58の改造・従台車

宮沢模型C58が実感からかけ離れている要因のひとつ、従台車に手を入れます。

とりあえず片側だけ手を入れた従台車。 C58らしい軽快さを出しながら、立体感を持たせるようにしたいと考えました。塗装を残したまま改造しているのは、余計な場所にハンダを流さないように塗装をマスカーとしているからです。

先ずは万力にくわえて要らない部分を切り落したり、ヤスリで整形しました。厚すぎる板バネはバネ両端のバネ吊りの表現がらみ削り落とし、平板なイコライザーの支点も両側だけを残して内側を切り取りました。バネ吊りの下側も分厚い板状態からロッドに見えるようにヤスリで整形しました。

続いて追加するパーツを切り出しました。右から軸箱、バネ守を保持するL型の後部フレームを1ミリ厚から、イコライザーは05から。

イコライザーの支点はハンダ付けの保持が難しいので、06でイコライザーまで貫通させて位置決めしハンダ付けしました。

未加工と並べたところです。板バネを整形してバネ吊りを作り変えただけでも、従台車そのものがシャープになります。従台車枠の軸箱の前の部分がゴツすぎるのが気になりますが、チャチな感じは薄らいだので、このくらいで良しとします。あくまでもゆるっと改造ですので。