お安く気軽にゆるっと16番

HOや16番の金属工作を最小限の工具と労力でゆるっと楽しんでいます。皆さんも是非やってみて下さい。

珊瑚2120の修復・上回りはほぼ完成しました。

エアー配管が難物でしたが、上回りにエンドビームを取り付けた為に、カプラーの取付座とフレームの干渉が生じ、フレームを欠き取ったりの加工で時間を喰いました。ゆるっとお気楽工作ですが、走る事と、連結解放が出来る事を最低限守っています。線路に乗せて走らない機関車では16番の意味がありません。

フロントにはステップと標識灯を追加、ツカミ棒は最後に付けるとして、ヘッドライトをどうするか?まだ考え中です。

ステップは切り出しましたが、板厚を間違えて03から切ってしまいました。弱々しくグニャッとたちまち曲がりそうです。そこで縦の部分にリベット付きのウインドシルを貼付けました。

 

薄板同士の貼り合わせなので、浮かないようにビッチリ押さえて、裏とサイドにハンダ鏝を当てました。

ステップ部分を曲げてみると、ステップは薄く、全体はガッシリして悪くない感じです。怪我の功名ですね。

 

リアのエンドビームを取り付けてから、解放テコ受けを付けている所です。位置決めが簡単なように長いままハンダ付けして切り落としました。

ステップを取り付け、コールバンカーに手すりと標識灯を追加。もげていた給水筒には蓋に取手を付けてから、炭庫の底にハンダ付けしました。

屋根にはベンチレーターにリベット付きのウインドシルを貼付け、吊環もウインドシルと03真鍮線の組合せで取り付けました。B6は屋根が長いので、細工しないとノッペリし過ぎると思います。

ここまで作って、足回りにブレーキシリンダーとブレーキ梃子が無いのに気付き、押え板を加工するよりは、新規に作った方が楽そうなので、1ミリ厚から切り出しました。写真下の欠き取りは従台車の取付ネジを避ける為です。コの字の両脇にブレーキシリンダーを吊り、ウォームホイールの穴が始まるあたりにブレーキ梃子を取り付け、余力があればブレーキロッドを付けても良いかと、長めの押え板にしました。出たとこ勝負の工作ですが、B6のように長命で改造を重ねた古典機は、非常に楽しく進められます。また、追加パーツが自作なので、お安く上るのも良いです。作る人が減っているのは、不思議ですね?(^^)?。