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トビー6200の修復・ゆるっと6250へ

B6の修復でいきなり明治の機関車に目覚めたわけでも無いのですが、5年以上前に触って仕掛になっていたネルソンを完成させようと考えました。

本日の作業終了時の姿です、煙室扉とキャブ周りを小加工しました。

出で来た仕掛りは二組。奥の機関車も6200原型からの加工です。ランボード上のサンドボックスを取り去り、自作のサンドドームとエアータンクを乗せ、煙室を延長してあります。

先ずは煙室扉の煙室への嵌め込み部分が無かったので1ミリ板から切り出しました。

扉そのものは5年前の造作なので雑ですが、まぁ良しとして先に進みます。

ネルソン原型に比べると、煙室が延長され、煙室扉が垂直になった事で、力強さと軽さが出た姿です。この過熱式改造、空気制動装備の姿には、たまらなく惹かれます。

キャブは、窓枠の直後に妻板が追加されましたから、その通りに簡単な妻板を切出して追加します。04板を使いました。

イモンさんから求めた快削真鍮板なるものを初めて使いましたが、めちゃくちゃ切りやすいです。価格はホームセンターの倍以上ですが、大量に使うものでもなし、おすすめします。(^^ゞ。

キャブ後ろ妻板を漬けました。リアビューは大幅に変わりますが、サイドビューはほとんど変わりません。地味な改造です。

5年前に作った出来の悪いベンチレーターには、シゴサンで加工した✕印ベンチレーターを追加しました。今回は✕印を04洋銀線で植込みました。先にコの字を植え、L字を追加します。写真のように長いままハンダ付けして、正確な✕印?となるようにしています。このあと、洋銀線を薄くヤスって、ベンチレーターに貼付けました。 

ベンチレーターを付けましたが、まだキャブ屋根は淋しい感じです。吊環を付けるか?要検討ですね。(^^ゞ。キャブサイドには庇と肘掛けのハンドレールを追加しました。

今回の参考書です。臼井茂信さんと、川上幸義さんの本は、良い本です。またTМSの別冊も素晴らしい本で、困った時によく開きます。(^^)b。 ネルソン他の古典機は、C52やC53と共に、日中戦争から太平洋戦争の混乱の中で消えて行きました。 せめて模型の世界では、長く活躍させたいと思っております。