2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧
上越線越後川口から信越本線豊野まで、白根山の山麓を千曲川に沿ってC56が走っていました。 千曲川を右に見て、新潟県へと向うC56。 飯山線は戦時中に飯山駅から越後川口駅までの区間を営業していた飯山鉄道を、鉄道省が買収した路線で、冬場の豪雪地…
過半数が南方の戦地に送られたC56ですが、もしも戦争が無く、全機が健在であれば、日本もスイスのような鉄道の充実した国になったのではと、夢想してしまいます。 国鉄の標高最高地点の駅、野辺山駅の側線に休むC56。美しく保たれた駅構内が、元気だっ…
網走本線と石北本線の機関車が出入りする北見機関区、蒸気機関車の機関区は不夜城でした。 蒸気機関車は、ボイラーから発生するスチームを使って走りますから、常にボイラーを燃焼させていなくてはなりません。朝の1番列車を動かすにも、セルモーターを回し…
時間が取れず進みません、 画像も悪いですが、シリンダー後蓋、バルブガイド、スライドバーだけは付けました。 ここでクロスヘッドとピストン棒の当たりを確認したのですが、なんとモーションプレートとバルブガイドが干渉することが判明しました。 足回りを…
北海道開拓使に始まる北海道の開発は苦難の連続でしたが、そんな時代を蒸気機関車は走り抜き、消えて行ったのでした。 疾駆するC57。C51の改良型として決定版となったC57型は、太平洋戦争後にも新製された程の旅客用の傑作機関車でした。写真のC5…
宮沢模型C58の足回りの問題点のひとつ、シリンダーブロック。今回は新製交換で対応しようと考えました。 当初は、宮沢模型オリジナルのソフトメタルを改造のつもりでいましたが、小顔改造でランボード幅が狭くなり、大幅にはみ出すので、オリジナルをヤス…
岩見沢から沼ノ端を経て室蘭港までは、北海道産の石炭の大動脈で、室蘭港は道内産石炭の6割を積み出す重要港でした。 疾走するD51。平坦な線路が続く区間では長大な貨物列車をD51が単機で牽引していました。 明治維新以降、開発された石狩炭田から産…
釧路から網走へ道東を縦走する釧網本線。今は観光路線化していますが、蒸気機関車時代には、地域の産品を集めていました。 オホーツク沿いにひた走るC58。冬の日没は早い。 釧網本線沿いには国鉄の支線や炭鉱の専用線、森林鉄道、町営軌道などの鉄道網が…
宮沢模型C58が実感からかけ離れている要因のひとつ、従台車に手を入れます。 とりあえず片側だけ手を入れた従台車。 C58らしい軽快さを出しながら、立体感を持たせるようにしたいと考えました。塗装を残したまま改造しているのは、余計な場所にハンダ…
凝れば限りなく難しい空気作用管ですが、食後のゆるっと工作でも取付けられます。仕上がりは無いよりまし程度ですが。 取付け終了後です。無いよりましでしょう。 先ずは取付け金具の穴を06で開けておき、ドレインコックへ行く作用管から取付けます。取付…
機関区は廃止され、駅も無人駅になった吉松。鹿児島本線と日豊本線が吉松経由であった頃、吉松駅と機関区の職員数は600人を超えていました。 吉松駅構内の入換と山野線で活躍したC56。キャブ屋根の延長やテンダーへの風除け板の追加など、運用に合わせ…
晩御飯を終えると工作タイム!この時間が待ち遠しいのは嬉しい限りなんですが、なかなか完成しませんね~。 発電機はカツミの挽物パーツに台座を入れて交換。ATS発電機はアメリカ型用ロストパーツひと山ナンボという安売りパーツを使用。砂箱蓋と汽笛はス…
鉄道の歴史に翻弄された吉松。蒸気機関車時代の光景です。 入換作業中、ホームに停車したC55。吉都線は長くC55が活躍した路線でした。 C55に引かれる無火回送のD51。メインロッドが外されています。大型の敦賀式の集煙装置、砂撒管元栓を守るよ…
昨日に引き続き、機関助士側を配管しました。キャブ下は何回も実物も見に行ってますが、さっぱり分かりません! 二子三方コックは単なる板にリベットを打っただけ、給水管と暖房の配管をそれらしく付けただけです。エアー配管は05、給水管と暖房管は1ミリ…